上島珈琲店 UCCグループの「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たしたコーヒー豆の使用を開始

カップに淹れられたコーヒー

UCCグループで外食事業を担当するユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社は、主力業態の「上島珈琲店」にて、さらなるサステナブルな取り組みとして、UCCグループの「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たしたコーヒー豆を上島珈琲店ブレンドに採用し提供開始した。

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2024.03.14
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編集部オリジナル

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「サステナブルなコーヒー調達」の基準を満たしたコーヒー豆を“上島珈琲店ブレンド”に採用

カップに淹れられたコーヒー

UCCグループは「より良い世界のために、コーヒーの力を解き放つ。」をパーパスに掲げ、コーヒーの新たな可能性を追求し、今までにないコーヒーの価値創造にチャレンジしている。

また、2022年4月には「2030年までに自社ブランドを100%サステナブルなコーヒー調達」にすることを「UCCサステナビリティ指針」のひとつに加え、コーヒー調達に関する目標を制定し、さまざまな活動に取り組んでいる。

そのうちのひとつの取り組みとして、全国の上島珈琲店ブレンドに「サステナブルなコーヒー調達」基準を満たしたコーヒー豆を使用することを決定した。

これまで上島珈琲店では、より多くのお客さまに上島珈琲店のサステナブルな取り組みに触れ、体験してもらえるよう、プラスチック資材の削減、フードロスの削減、リユースグッズ推奨の実証実験などを実施してきた。

また、サステナビリティに貢献できるコーヒー豆を使用してきた。今回、お客さまに楽しんでもらっているコーヒーが、よりよい地球環境、よりよい生産者の生活につながっていくことを目的に、コーヒー豆の切り替えを行なった。

上島珈琲店の定番商品であるネルドリップコーヒーやミルク珈琲をはじめ、期間限定のミルク珈琲に使用しているコーヒー豆が「サステナブルなコーヒー調達」の基準を満たしたコーヒー豆に切り替わる。

「サステナブルなコーヒー調達」とは

「サステナブルなコーヒー調達」ピラミッド

UCCグループは、2022年4月に発表した「UCCサステナビリティ指針」にて「2030年までに自社ブランド製品を100%サステナブルなコーヒー調達にすること」を目標に掲げた。

この目標を掲げるにあたり、サステナブルなコーヒー調達の考え方について検討を重ね、3つのサステナブル要素(下図参照)と具体的な確認項目を設け、調達における協働パートナーによる監査のもとでのコーヒー調達の推進に取り組んでいる。

そして、より良い地球環境、より良い生産者の生活につながるよう、サステナブルに調達されたコーヒー豆を50%以上使用した製品に付与するロゴを新たに作成している。

「サステナブルなコーヒー調達」ロゴ

このロゴを活用することで、製品を通じたサステナブルなコーヒー調達への取り組みについてコミュニケーションを強化し、持続可能なコーヒー産業の実現に向けて推進していくとしている。

3つのサステナブル要素

「UCCサステナビリティ指針」とは

UCCグループは、2022年4月「UCCサステナビリティ指針」を発表。「自然を豊かにする手助けを」と「人々を豊かにする手助けを」という2つの大きな方向性のもとに、項目毎の達成年度と達成内容を定めている。

UCCグループはサステナビリティな取り組みを推進することで、さまざまな課題の解決に貢献していくとしている。

上島珈琲店のサステナブルな取り組み

・コーヒー抽出には、抽出ごとに使い捨てしない、ネルフィルターを使用。
・バイオマスプラスチックを30%使用したバイオマスストローを採用。
・PETボトルのリサイクル素材を25%使用したアイスドリンクカップ(テイクアウトのみ)を提供。
・抽出後のコーヒー粉を使用したバイオマスプラスチックを10%使用したテイクアウト用のスプーン、フォークを提供。
・バイオマスプラスチックを25%使用したテイクアウト用のデザート用スプーン、ナイフを採用し提供。
・マイタンブラー利用の促進として、ドリンクを購入の際、マイタンブラー、マイボトルを持参すると50円割引される。
・プラスチック製の袋を廃止し、マイバッグ、エコバッグの利用を促進。
・都内11店舗(※2022年4月時点)の抽出後のコーヒー粉を分別回収し、飼料としてリサイクルしている。
・フードロス削減のため、販売期限が近づいた一部のフードメニューを割引価格にて提供。
・店内照明には、発光効率の良く、省エネ効果が高いLEDライトを採用。
・使用電力の少ない厨房機器を使用し、環境負荷低減に努めている。

お問い合わせ先/ユーシーシーフードサービスシステムズ株式会社
https://www.ufs.co.jp/

※掲載している情報は、2024年3月14日時点のものです。

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