「NIKE(ナイキ)」から、2月に発売された「ナイキ スペース ヒッピー」に続く新たなサステナブルシューズがリリースされる。再生素材が重量換算で50%以上含まれており、フィット感や履き心地をより一層高めたデザインに仕上がっている。一般発売は7月23日より開始される予定だ。
ELEMINIST Press
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ナイキ エア ヴェイパーマックス 2020 フライニット 25,300円
「NIKE(ナイキ)」から、また新たなサステナブルシューズがリリースされた。名前は「ナイキ エア ヴェイパーマックス 2020 フライニット」。
ナイキ史上もっともサステナブルなシューズのひとつと呼ばれるこのシューズは、再生素材が重量換算で最低50%含まれており、循環性を考えてデザインされている。
この新シリーズは「ナイキ スペース ヒッピー」を生み出した精神をさらに進化させたもの。
フィット感、履き心地、ライド感をより一層高め、サステナビリティと日常使いのためのイノベーションのバランスを高いレベルで叶えた、毎日、一日中履けるシューズに仕上がっている。
7月16日よりNIKEメンバー限定でオンラインストアとNIKEアプリでの発売を開始しており、7月23日よりオンラインストアと一部のNIKE販売店にて一般発売を随時開始予定だ。
シューズ底部に使用しているナイキ初のフルレングス エアユニットは約75%再生素材を使っている。これまでよりも優れた反発性と足底圧の分散への配慮により、快適さとライド感が向上された。
かかとから爪先まで一体の楕円をなすテクノロジー「ナイキ エア ユニット」を導入することで、2020年版は以前のヴェイパーマックスよりも少し薄くなっている。
「フライニット」に使われる糸は、およそ67%が工場廃棄物由来の再生素材と、そのほかの再生素材だ。ゴミになるはずだった素材の色合いが、ユニークなシューズの表情を生み出している。
密度の異なる2素材を成形してつくり、足裏の快適さを高める「オーソライト ソックライナー」は、再生素材率およそ50%。一方「シュータン」には、最低80%以上の再生素材率のフォームを使用した。
また「シュータン」の上に配置されたつまみを上に上げることで締め具を調節でき、片手で素早い着脱を可能にしている。
およそ60%の再生素材TPUを含んだ「ヒールクリップ」も、かかとをしっかりとフィットさせ安定した履き心地を保つ。
ナイキのプロダクト デザイン リードのジェシー・スモールは「すべてサステナブルな資源を使い、着脱が素早く容易にできて日常使いしやすいプロダクトをつくりたいと思いました。すべてのアスリートに適したスマートかつよりいいデザインのシューズにするため、簡単な着脱と留め具の仕組みのイノベーションにも取り組みました」(一部抜粋)と語っている。
環境負荷と履き心地を限りなく追求した一足を履いて、梅雨明けの夏の屋外を軽やかに歩いてみたい。
問い合わせ先/NIKE
https://www.nike.com/jp/sustainability
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