循環するカフェ「ブルーボトルコーヒー 代官山カフェ」グランドオープン

外観

「Forestgate Daikanyama」内に「循環するカフェ」をコンセプトにした「ブルーボトルコーヒー 代官山カフェ」が12月20日にオープンした。サステナビリティを大切にしたカフェデザインや、時間帯や気分に合わせて楽しめるメニューで、お客様のライフスタイルに寄り添う。

ELEMINIST Press

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2023.12.28

「循環するカフェ」サステナビリティを大切にしたカフェデザイン ブルーボトルコーヒー代官山カフェOPEN

ブルーボトルコーヒージャパン合同会社は「Forestgate Daikanyama(フォレストゲート代官山)」内に「循環するカフェ」をコンセプトにした「ブルーボトルコーヒー 代官山カフェ」を12月20日(水)にオープンさせた。

ブルーボトルコーヒーは2002年の創業以来“デリシャスネス”、“ホスピタリティ”、“デザイン”の3要素を大事に「おいしいコーヒー体験は、人生をより美しくする」の信念のもとコーヒー体験を提供している。

社会や人々の価値観が絶えずシフトし、豊かな社会や生活スタイルはますます多様化するなかで、カフェや提供する体験を通して、ゲスト・地域・地球にもいい循環を生み出していきたいというのがビジョンだ。

代官山カフェはその想いを体現する「循環するカフェ」をコンセプトに、サステナビリティを大切にしたカフェデザインや、時間帯やその日の気分に合わせて楽しむことができる魅力的なメニューなど、お客様の心と体に栄養を与える空間が用意されている。

利便性も高く、大使館や洗練された店舗が揃う魅力的な街並みでありながら、公園や空間的な街の余白もあり、ゆったりとした空気が流れる代官山に位置する代官山カフェの空間デザインは「SUPPOSE DESIGN OFFICE(サポーズデザインオフィス)」が今回初めて担当。

コーヒーを淹れる男性

“洗練された都市のなかのリビング”をイメージした店内の内装の壁には、コーヒーの抽出殻の塗料を使用し、サステナブルな循環を生み出すカフェとなっている。

メニューにはバリスタが一杯ずつ抽出するスペシャルティコーヒーに加え、毎朝キッチンで焼き上げて提供する焼き立てのペイストリーや、たっぷりの野菜を添えて提供する「ブランチプレート」、新発売となるデカフェのエスプレッソドリンクなど、さまざまなシーンで楽しむことができるメニューを豊富に用意している。

1日の始まりを、焼き立てのペイストリーとブレンドコーヒーで気持ちよくスタートし、体に元気がほしい時は野菜たっぷりのブランチプレートとコンブチャを。ディナー後にはデカフェのラテを飲むなど、お客様の生活に寄り添い豊かなライフスタイルが循環していく起点となるカフェを目指す。

DAIKANYAMA CAFE DESIGN ー代官山カフェの空間デザインー

「ブルーボトルコーヒー 代官山カフェ」の空間デザインは、今回初めて「サポーズデザインオフィス」の吉田愛氏と谷尻誠氏が担当した。

緑溢れるアプローチからカフェに入ると、起伏の多い代官山の地形をイメージした丘のようなバリスタステーションが目の前に広がり、バリスタが美しい所作で一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れていく。

外観

外を眺められる席や、奥まった場所にあるソファ、開放感あふれるテラス席など、来店する時間帯やニーズに合わせて心地のいい空間でくつろぎながらコーヒーやフードを楽しむことができる。

友人と過ごす憩いの場として、また書斎のような働く場として、あるいはゆったりとくつろぐリビングルームとして、さまざまなシーンで使ってもらうことをイメージしてつくられている。

サポーズデザインオフィス 吉田愛氏コメント

谷尻誠氏と吉田愛氏

(写真左 谷尻誠氏、右 吉田愛氏)

「この代官山カフェでは、地域、文化、地形といったこの街ならではのコンテクストを取り入れたライフスタイル(時間の過ごし方)を体現することと、ソファー席でゆったり過ごす日本の昔ながらの喫茶店のような居心地をブルーボトルコーヒーらしい解釈で変換するという2点をデザインのテーマとしました。

レジデンス、オフィス、店舗が融合する建築のオープンエアな施設共用部から、店内に道を引き込み回遊性を持たせたプランでは、バリスタがコーヒーを淹れる所作が主役になるよう中央にドリンクカウンターを配置しました。

また高低差や坂の多い代官山の地形の特性をなぞるように、段丘状の地形と緑豊かな自然環境を取り込んだレベル差による空間体験をつくり公園のような大らかな場と、自宅のソファーで寛ぐようなプライベートな場という異なる居場所が緩やかにつながり共存するように空間を構成しています。

マテリアルにはコーヒーの抽出殻を顔料とした左官仕上げや自然素材を用い、コーヒーを飲むという日常のなかにサステナブルな循環を介在させ、ウェルネスで魅力的な暮らしに内包されるさまざまなシーンが融合する“洗練された都市のなかのリビング”として機能する場を目指しました」

DAIKANYAMA CAFE LIMITED MENU ー代官山カフェの限定メニューー

コーヒーを淹れている様子

代官山カフェでは、1日のどのシーンでも空間をゆっくりと楽しんでもらえるよう、さまざまなフードメニューを用意している。

ペイストリーは店内のキッチンで毎朝焼き上げていて、淹れたてのコーヒーとともにおいしく楽しめる。

トースト、ブランチプレートメニューには、来年4月に同じくフォレストゲート代官山内にオープン予定で、株式会社パレスホテルが新たに創るブーランジュリーブランド「Et Nunc(エトヌンク)」のパンを先行して採用。

厳選された国産小麦粉の香り豊かなパンを使用したメニューが揃う。今回テーブルウェアとして採用したのは、鹿児島に工房を構える「ONE KILN(ワンキルン)」の器で、代官山カフェのオープンに合わせて共同開発。

ワンキルンはメイドイン鹿児島にこだわり、シンボルである「桜島」が生む火山灰を配合した釉薬を使用して製作している。個々で色味が変わる表情豊かな食器が、代官山カフェでのコーヒー体験をより特別なものにしてくれる。

代官山カフェ先行発売|コーヒーカヌレ 418円

カヌレ

毎朝店内のオーブンで焼き上げる、ブルーボトルコーヒーのコーヒーを生地に使用したオリジナルのコーヒーカヌレ。カリッとした表面としっとりとした生地からはコーヒーの香りが広がる。空気が澄んだ朝の時間に、または午後のリラックスタイムに、上品な甘みとほろ苦さとコーヒーとのペアリングが楽しめる。

代官山カフェ限定|ブランチプレート サーモン 2145円

ブランチプレート サーモン

一部のカフェで提供し、好評を集めているブランチプレート。代官山カフェでは「Et Nunc」の香り豊かなパンを添えて提供。

コンプレ、ベジタブル、サラダの3種類に加えて、代官山カフェ限定でサーモンを用意している。宮城県産の銀鮭を低温調理でミキュイ(程よく火を通した半生の状態)にし、しっとりとやわらかい食感に仕上げた。

トップに乗せたフレッシュハーブがさわやかなアクセントをプラス。心地いい空間で厳選された野菜などと一緒に。

KBT x Blue Bottle Coffee|KOMBUCHA(煎茶・ルイボス)各712円

KOMBUCHA(煎茶・ルイボス)

お茶を発酵させてつくる、植物性由来の発酵飲料であるクラフトコンブチャを展開する「KBT -Kombucha Brewery Tokyo」。代官山の製造拠点で丁寧に手づくりされている。

今回代官山カフェでは、茶葉の甘みとさわやかな香りを感じられる定番の煎茶と、ノンカフェインのルイボスを用意。

腸活をバックアップしてくれる効果が期待でき、ナチュラルワインのような風味も感じられるコンブチャ。ぜひゆったりとした代官山カフェの空間で食事と一緒に。

Decaffeinated Espresso|デカフェ エスプレッソの先行発売

デカフェ エスプレッソ

1日のどのシーンでも、より多くの人にコーヒーを楽しんでほしいという想いから、日本のブルーボトルコーヒーとして初となるデカフェ エスプレッソの提供を代官山カフェからスタート。

コーヒー豆はカフェでも好評の「ナイトライト ディカフェ」を使用。有機栽培で化学薬品を使用しないスイスウォータープロセスでカフェインを除去している。

甘みとコクがあり、ミルクとの相性もぴったりなデカフェ エスプレッソ。さまざまなシーンに寄り添うドリンクを。

*すべてのエスプレッソドリンクを追加料金なしでデカフェに変更することが可能。

Collaboration with The Inoue Brothers... ーザイノウエブラザーズとのコラボレーションー

The Inoue Brothers... ロゴ

代官山カフェでは「循環するカフェ」のコンセプトのもと開発されたアイテムを用意し、先行発売する。

デンマーク・コペンハーゲン出身の日系デンマーク人 井上聡氏と清史氏によって2004年に設立されたソーシャルデザインスタジオ「The Inoue Brothers...(ザイノウエブラザーズ)」とコラボレートしたアイテムを代官山カフェ限定ユニフォームとして採用し、先行発売。

ザイノウエブラザーズは、ペルーのパコマルカアルパカ研究所とパートナーシップを築き、アルパカ繊維を使用した創造的なアイデアとプロジェクトを通じて、先住民が暮らす地域をさらに発展・活性化させるとともに、最高品質のアルパカウールを使用した製品を製作するなど、ソーシャルデザインに基づく理念に沿ってプロジェクトを展開しているブランド。

今回「コットンもコーヒーも同じ植物で、自然の恵みによって成り立っている」という点で両ブランドが共鳴し、コラボレートが実現した。

代官山カフェ先行発売|ワッフルロングスリーブTシャツ 20900円/ワッフルTシャツ 17600円

ワッフルロングスリーブTシャツ、ワッフルTシャツ

(左から)ワッフルロングスリーブTシャツ、ワッフルTシャツ

化学肥料や農薬、除草剤、枯葉剤を一切使用していない土壌で栽培され、自然と共生しながら生産をしているサステナブルなオーガニックコットンで製作。肌触りのいいやわらかい素材で伸縮性があり、丈夫で長くご愛用いただける1着だ。シンプルなデザインで、裾のオリジナルタグがワンポイント。(サイズ・ユニセックス:M/L/XL)

11月30日(木) 公式オンラインストアで発売 |カットソー ロングスリーブシャツ(ブラック/カーキ) 41140円

カットソー ロングスリーブシャツ

ザイノウエブラザーズとパコマルカアルパカ研究所のパートナーシップによるアルパカプロジェクトを通して生産される最高品質のアルパカウールを使用し、ブルーボトルコーヒー オリジナルタグがついた「カットソー ロングスリーブシャツ」。

代官山カフェオープンを記念して、ブルーボトルコーヒー 公式オンラインストアで発売。軽量で非常にやわらかい肌触りでだれでも心地良く着用できる。

アルパカウールの独特の空洞構造がある繊維により、自然の断熱材の役目を果たすため、周辺温度や体温によって体温を保温したり、放出したりする特徴がある。アウトドアでの着用や、自宅でのゆったりとしたリラックスタイムに、自然の温もりを感じてもらえる1着。(サイズ・ユニセックス:M/L/XL)

DAIKANYAMA CAFE PRE-SALE ITEMS ー代官山カフェ 先行発売アイテムー

ブルーボトルコーヒーでは、カフェで使用する器も空間を彩る大切な要素の一つと考えられている。代官山カフェでは「循環するカフェ」のコンセプトに合わせて、鹿児島の桜島の火山灰を配合した釉薬を使用している 「ワンキルン」の器で提供。

今回、代官山カフェで使用する器のなかから、オーバルプレートをワンキルンでの発売に先駆けて代官山カフェで先行発売。また、シンプルさ、使いやすさ、卓越した美しさを基本理念としてコーヒーアイテムを展開する「SAINT ANTHONY INDUSTRIES(セイント アンソニー インダストリーズ)」とコラボレートしたタンブラーも先行発売する。

代官山カフェ先行発売|オーバルプレート M 11000円

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代官山カフェで使用するワンキルンの器のなかから、大判のオーバルプレートをワンキルンでの発売に先駆けて代官山カフェで先行発売。ワンキルンの工房がある鹿児島のシンボル「桜島」の火山灰を配合した釉薬を使用してつくられ、加える灰の量や焼くときの温度など、何年もの試行錯誤の末に完成したオーバルプレート。

窯のなかで置く位置の違いや、釉薬の化学反応によって個々に色味や表情が異なる。使用している釉薬による経年変化もこの器の魅力です。歳月をかけて使いこむほどに味わいが増し、日々の生活に寄り添うアイテムに。(寸法:205×295mm、素材:磁器)

ONE KILNロゴ

ーABOUT ONE KILN
ワンキルンは「ひとつの窯」という意味を持つ、鹿児島の陶器工房。「食卓に太陽を THE SUN TO A TABLE」 をフィロソフィーに、そこにある笑顔とともに暮らす器の提案をさまざまな形で行っている。桜島の火山灰を釉薬に用いた「ASHシリーズ」や、自ら掘った土から創作する「CULTIVATEシリーズ」など地元の素材を使ったテーブルウェアを制作している。

代官山カフェ先行発売|ブルーボトルコーヒー ハイパーピュア セラミックカップ 5280円

ブルーボトルコーヒー ハイパーピュア セラミックカップ

アメリカ・ソルトレイクシティで創立された「セイント アンソニー インダストリーズ」とコラボレートした、シンプルなフォルムが魅力的なタンブラーを代官山カフェ先行で発売。

NASAのスペースシャトルに使用されている技術にヒントを得て開発されたこのタンブラーは、内側にセラミックコーティングを施しているため、飲み物の匂いが移りにくいのが特徴。ステンレス製とは思えないほどに軽量で持ち運びにもぴったりで、環境にやさしいエコカップとしても使える。(実容量:354ml(12oz)*満水時

ブルーボトルコーヒー 代官山カフェ

住所

〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20-23

営業時間

月、火、水、木、金、土、日、祝 08:00 ~ 20:00

お問い合わせ先/ブルーボトルコーヒー
https://store.bluebottlecoffee.jp/

※掲載している情報は、2023年12月28日時点のものです。

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