島根の風土を体験して、心と体がととのう旅へ

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

島根県のウェルネス・ツーリズムの魅力を発信するプロモーションの一環として、先日都内で島根県とELEMINISTのコラボイベントが開催された。島根の食材を楽しむ料理教室や島根ならではの旅の魅力をさぐるトークイベントなど、イベントの様子をメインにレポートをお届けする。

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エレミニスト編集部

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2023.11.01
Promotion: 島根県観光振興課

食や旅を通じたウェルネスを体感

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

都内で、島根県とELEMINISTのコラボイベントが開催された。今回のテーマは「SHIMANE WELLNESS TRIP」。島根県の食材を楽しむ料理教室や、出雲大社をはじめとする日本の神社や神様のルーツを紹介しながら、島根ならではの旅の魅力をさぐるトークイベントが行われた。イベントには、料理や神社だけでなく、心身のバランスを整える暮らしに関心が高い約40名が参加した。

イベント前半はシェフ板倉布左子氏による「島根の食で心と体を満たす料理教室」が行われ、ELEMINISTアドバイザー白鳥麻衣とのトークライブと、島根の食材を使ったウェルネス料理教室が行われた。後半は、イマジン株式会社代表の中村真氏による「日本の神さまとの暮らしを考えるトーク会」が行われ、参加者は島根のお菓子を食べながら興味津々で耳を傾ける様子が見られた。食や旅を通じた島根の魅力を感じながら、暮らしのヒントを得ることができるイベントとなった。

板倉布左子シェフによる「島根の食で心と体を満たす料理教室」

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

板倉 布左子氏(写真左)。イタリア料理教室effe-co主宰 。出雲市出身。10年間のイタリア生活を経て、地元島根と東京でイタリア料理教室を主宰。出雲市で定期的にフードマーケットを開くなど、島根と東京を拠点に、食に関する積極的な活動を行っている。

“食事”とは、料理を食べて栄養を摂るだけでなく、そこで生まれるコミュニケーションこそが大切だ。イタリアの食文化を知るために、現地でホームステイをした経験がある板倉氏は、料理をしながら食材の背景や魅力を語り、食べるまでの工程を楽しんでいる光景に感化されたという。「食べるもの」と「食を通したコミュニケーション」がおいしさの秘訣であり、そこで生まれるコミュニケーションも含めて心身を満たす「食事」だと語った。

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

板倉氏は島根で月に一回、「Sunday Market CiBO」というファーマーズマーケットを開催。マーケットには、生産者が思いを込めてつくった生鮮食材や食品が並び、消費者と生産者が直接会話をする機会を設けている。自然とコミュニケーションが生まれるマーケットは、日々の暮らしに彩りを与えてくれる。さらに、マーケットにはごみ箱を設けておらず、出たごみは購入店舗に返却するか、自身で持ち帰る仕組みを取り入れている。時には地域の窯元でつくられた器を持参するなど、買い物を心から楽しんでいる人も見られるそうだ。

穏やかなコミュニケーションが生まれる場で、地域に根付いた食材を買うことこそが、エシカルなライフスタイルと言える。このような買い物の仕方は、心地よい暮らしのスタイルとして広まっていくのではないだろうか。

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

料理教室では、島根県産のルッコラや椎茸を使用した「ルッコラジェノヴェーゼと椎茸のパスタ」と、島根県産のハトムギや新鮮な野菜を使用した「ハトムギ入りのパワーサラダ」が紹介された。

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

島根県産のルッコラや椎茸を使用した「ルッコラジェノベーゼと椎茸のパスタ」

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

島根県産のハトムギや新鮮な野菜を使用した「ハトムギ入りのパワーサラダ」

使用する食材の説明や調理方法のコツなどを、細かく丁寧にレクチャー。デモンストレーション中、頷きながらメモを取る人も多数。参加者からは素材選びのコツや調理方法などについて質問が飛び交い、板倉氏と参加者の交流も見られ、終始和やかな雰囲気だった。

デモンストレーション後、参加者はオリジナルのドレッシングづくりに挑戦。島根県の特産品であるハトムギや出西生姜(ジャム)を使用するなど、島根の食材の魅力や旬が感じられる食材が印象的だった。各テーブルでは、「もう少し生姜を足してみよう」「すごくおいしい!」など、レシピと自身の感覚を頼りに素材を組み合わせながら、さまざまな会話が繰り広げられていた。

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

板倉氏「参加者のみなさんから島根の食材そのものの味を褒めていただけて嬉しかったです。また、協力し合いながらドレッシングづくりをすることで、参加者のみなさん同士で話が弾んだり、つながりができることも料理教室の魅力であり、食が持っているパワーだと改めて感じました」。

参加したELEMINIST Followersの感想

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

「ハーブを育てている生産者さんのお話など、食材について丁寧に説明していただいたことが印象的でした。今後は生産者さんの思いが詰まった食材を用いて料理したいですし、島根にもぜひ訪れてみたいです」

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「食材の生産背景や旬を知ること、会話を楽しみながらつくって食べる体験こそが本当の意味での“食事”だと感じられた時間でした。私も地方出身なので、島根では地域のみなさんが支え合いながら循環しているというお話に共感しました」

中村真氏による「日本の神さまとの暮らしを考えるトーク会」

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

神社は私たち日本人にとって心の拠り所であり、身近な存在でもある。一方で、訪れるのは特別なタイミングだけだという人も少なくないだろう。そんな「神社」や「日本の神さま」について改めて学び、考えを深める場が設けられた。

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中村 真氏。イマジン株式会社代表・神社学主宰。地域の暮らしのなかに独自の神社研究を求め、発信する活動 “神社学”や “cotoage”など、独特な価値観をもとに社会問題や地域活性に取り組む “five sense project” 発起人でありプロデューサー。

神社を訪れることは、ウェルネスな暮らしにつながる場所の一つだと中村氏は語る。ゆっくり歩きながら神社に向かうことや、神社内を歩きながら回ることで、ふだんの忙しい生活のなかでは見過ごしてしまっているものに目を向ける余裕が生まれるという。立ち止まって考える時間を設けることで、新たな気づきが生まれたり、心身を整えることができる。

また、観光のルーツは「光(=神さま)をしっかりと観に行く」とも語った。光とは、希望や祈りの象徴でもあり、楽しい旅で「光」をしっかりと見ると、雲の切れ間から光が差す一瞬に、ふと神聖なものを感じるのだとか。これらは日本人にとっての神様とのふれあいだ。出雲大社をはじめとする島根の「神様」を訪れ、食や温泉でその土地そのものを感じる旅に出ることは、一つのウェルネスなのかも知れない。

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

最近では、神社や神話の地元巡りが、観光の新たな魅力として注目されている。多くの神社が存在する島根県は、ウェルネストリップにもおすすめのスポットだ。神社ではご利益だけを求めるのではなく、地元の文化や歴史を深く理解することが大切であり、これこそが本当の価値だという。神社を訪れる際には、地域ごとに異なる歴史や神話に触れることができると、楽しみの幅が豊かになるだろう。

トークライブの途中、「ウェルネスティータイム」が設けられ、島根から取り寄せられたお茶とお菓子を楽しむ時間も。テーブルごとに参加者同士の会話が弾み、終始和やかな雰囲気だった。

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

島根県浜田市の老舗茶屋「平野屋」​とコラボしたオリジナルブレンド茶。島根で創業300年の生姜糖の専門店「來間屋生姜糖本舗」​の生姜糖と甘夏糖、島根県ならではの地域の食材を提供するベジタブルキッチン「kuraniwa(蔵庭)」の焼き菓子メイカーpacksacのオートミールクッキー。

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

中村氏「よい状態で生きていくことがウェルネスだと考えると、自然と一緒に生きることが一番いいウェルネスだと思います。それができる環境がある日本に、感謝しなければなりませんね。出雲の神様は全国に存在するので、いろいろな場所へ探しに行く旅をしても楽しいと思いますが、これを機会に、ぜひ島根県の神様や土地を感じに旅へ出てみてください」

参加したELEMINIST Followersの感想

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

「神社や、都会のなかで開けている自然がとても好きなので、ふだんからよく神社などを訪れています。お話を伺って、今後はウェルネストリップとして島根を訪れるのもすごく楽しそうだなと思いました」

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

「その地域や場所の背景をきちんと知ることで土地ごとの魅力をより感じられると思いました。次は、今回学んだ島根や出雲大社を訪れてみたいですね。出雲大社以外にも、島根にはさまざまな神社があることも知れましたし、日本列島全体のつながりも感じられた時間でした」

心地よいと思えることが、ウェルネスにつながる

板倉氏と中村氏とトークライブを行ったELEMINISTアドバイザーの白鳥麻衣氏に、2つのイベントを終えての感想を聞いた。

島根県 × ELEMINISTコラボイベント

ELEMINISTアドバイザー 白鳥 麻衣。2019年にニューヨークでヨガ講師の資格RYT200を修了。ヨガを学んだことをきっかけに、ウェルネスとエシカルへの意識が高まり、現在はウェルネスとエシカルをかけ合わせたライフスタイルを送るためのヒントを発信している。

「イベントを通して、自分自身に合ったものをきちんと紐解くことや、住んでいた場所やルーツを振り返ることは、エシカルな暮らしにつながっていくのだと感じました。おいしいと思うものの背景を知ることや、生産者さんの顔が見えること、神社へ行って地域の歴史を知れることは、すごく豊かなことなんだと思いました。ふだんの生活のなかで見過ごしてしまっている大切なことを、一度立ち止まって考えたり、思い出してみることの大切さを、改めて実感したイベントでした。今回のようなイベントが地域の魅力だけでなく、自分自身が本来持っている大切なことに気づける機会になれば素晴らしいなと思います」

撮影/岡田ナツコ、 取材・執筆/藤井由香里

※掲載している情報は、2023年11月1日時点のものです。

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