東アフリカと東南アジアを中心に、学校給食の提供支援を実施しながら食料問題の解決に取り組む、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalが、10月16日「世界食料デー」を記念し、今年も「おにぎりアクション2023」を開始した。
ELEMINIST Press
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日本発、世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(以下、TFT)は、国連が定めた10月16日「世界食料デー」(世界中の人が食べ物や食料問題について考える日)を記念し、「おにぎりアクション2023」を10月4日(水)から11月17日(金)まで実施ししている。
この取り組みは、日本の代表的な食「おにぎり」にまつわる写真を投稿するだけで、アフリカ・アジアの子どもたちに給食が届くというキャンペーン。
6年連続でトップスポンサーを務める日産セレナを筆頭に、セイコーエプソン(初)、セブン‐イレブン・ジャパン、オイシックス・ラ・大地、アセットマネジメントOne(初)など、36の企業・団体や参加者とともに過去最高の160万食を超える学校給食提供を目指す。
「おにぎりアクション2023」では、おにぎりにまつわる写真に「#OnigiriAction」をつけてSNSまたは特設サイトに投稿すると、協賛企業が寄付し、TFTを通じてアフリカ・アジアの子どもたちに給食5食(100円)が届く。
参加者は無料で投稿でき、期間中であれば何度でも投稿をすることが可能だ。おにぎりの写真を投稿するだけで誰でも楽しく手軽に社会貢献に参加できる点が広く支持を集め、2022年までの8年間の開催で、累計約150万枚の写真が投稿され約836万食の給食を届けてきた。昨年は1日平均8800枚を超える投稿がされている。
SNS上では、開始前から参加を楽しみにする声が多数寄せられており、なかには「一年で一番米を食べる期間」や「この時期は毎日おにぎりをにぎる」といった、コメ離れ・コメ余りの問題への貢献が期待できる投稿もあったという。
閉塞感のある世界情勢のいまだからこそ、誰でも楽しく手軽に社会貢献ができる場が必要であるという考えから、今年のおにぎりアクションでは「楽しいから参加したくなる!楽しいからシェアしたくなる」を合言葉にキャンペーンを展開している。
「楽しさ」にあふれた参加者の投稿が、他の参加者へ輪を広げるというおにぎりアクションの強みを発揮しながら、より多くの方を巻き込み、より大きなインパクトを生むソーシャルムーブメントを目指す。
「ワクワク」の仕かけとして、サポーティングパートナーであるD株式会社が制作協力したメタバース空間での支援先訪問体験や、小〜高校生から募集したショート動画の発表など新たな企画に挑戦。
毎年クリエイティブな作品が多数寄せられる「おにぎりアクションフォトグランプリ」は今年も開催される。協賛企業の名を冠する賞においては、すてきな副賞が各社からグランプリ作品投稿者に贈られる予定だ。
おにぎりアクションの特長の一つは、協賛パートナー同士の連携。9年目となる今年は、36の協賛企業・自治体とともに過去最高である160万食を超える給食提供を目指す。
6年連続でトップスポンサーを務める日産セレナをはじめ、セイコーエプソン(初参加)、セブン‐イレブン・ジャパン、オイシックス・ラ・大地、ニッスイ、アセットマネジメントOne、旭化成ホームプロダクツ、ニコニコのり、井村屋グループ、ゼンショー従業員組合会ZEAN、福井県「いちほまれ」、宮城米マーケティング推進機構 等が参加。
今年は初の試みとして、特別ラッピングを施した「日産セレナおにぎりアクション号」が協賛各社のイベントを巡り、ワクワクを各地に広げながら盛り上げていく。
車とおにぎりの写真で10食を協賛/「日産セレナおにぎりアクション号」が各地のイベントを巡る(日産自動車株式会社)
クルマと一緒に撮影したおにぎり写真に「#OnigiriAction #果てなくつづく思い出を」をつけて投稿すると、給食10食を日産セレナが協賛する企画を実施(上限に達ししだい終了)。
実物のクルマに限らず「ミニカー」や「クルマの塗り絵」などでも構わない。また特別にラッピングした「日産セレナおにぎりアクション号」が協賛各社のイベントに出張し、コラボレーションで盛り上げる。
全世界7万人の社員に参加呼びかけ/おにぎりアクション特製デザインペーパー等の制作
今年初参加となるセイコーエプソンは、全世界7万人の社員に参加を呼びかけ、おにぎりアクションを盛り上げる。その他、期間中無料でダウンロードができる「おにぎりアクション特製デザインペーパー等」を制作。オンライン上でもおにぎりアクションを盛り上げていく。
セブンのおにぎりの写真で10食を協賛/全国の店頭で参加呼びかけ
セブン‐イレブンのおにぎりの写真に「#OnigiriAction #セブンのおにぎり」をつけて投稿すると、給食10食をセブン‐イレブンが協賛する企画を実施(上限に達ししだい終了)。また、店頭にポスターとPOPを設置しおにぎりアクションへの参加を呼びかける。
「寄付つき新米」と、親子クッキングにピッタリなおにぎりミールキット「Kit Oisix」販売
TFTへの寄付つきの新米や、親子クッキングにピッタリなおにぎりミールキット「Kit Oisix」を販売。さらに、保育園給食を導入している園での食育イベントを開催するほか、社内でも積極的な広報活動を行うなど、内外ともに広く参加を呼びかけている。
おにぎりを使った写真を募集/グループ従業員へも参加呼びかけ
おにぎりを使った写真を募集する企画を実施。専用サイトやSNSでは、焼きおにぎりのキャラクター「やき おにお」が、この取り組みを動画でわかりやすく説明したり、おにぎり”あるある”かるたになったりし、アクションを盛り上げる。
期間中、店頭でのおにぎりアクションロゴ入り「大きな大きな焼きおにぎり」販売に加え、グループ社員への投稿を呼びかけ、おにぎりアクションを盛り上げていく。
社員参加型イベントを実施/日産セレナとのタイアップイベント開催
今年初参加となるアセットマネジメントOneは、運用商品である低コストインデックスファンドシリーズ「たわらノーロード」とかけて「#OnigiriAction #たわらおにぎり」で参加を呼びかける。
社内では、おにぎりづくりイベントを実施し、理解促進と社内浸透を図る。対外的には、入居ビルの広場に日産セレナを迎え、おしゃれなフォトスペースなどで参加者を集める。また、たわら×おにぎりアクションWebページを開設し、写真やコラボ情報を紹介する。
「サランラップ®」を使ったおにぎり写真を募集/「山形県産ひとめぼれ」が当たるキャンペーンを実施
「サランラップ®」や「サランラップ®とジップロック®」を使ったおにぎり写真を募集するキャンペーンを実施。抽選で「山形県産ひとめぼれ」や商品詰め合わせが当たる。SNSでは、CMキャラクター「たぶん、クマ」による投稿等でキャンペーンを盛り上げていく。
のりを巻いたおにぎり写真を募集するキャンペーンを実施/おにぎり・おにぎらず専門店「笑屋」店頭でアクション呼びかけ
のりを巻いたおにぎりをSNS上で募集するプレゼントキャンペーンを初実施。抽選でのりの詰め合わせなどが当たる。また直営のおにぎり・おにぎらず専門店「笑屋」店頭でもアクションを呼びかけ、参加者には次回来店から使用できるクーポンを配布する。
トップスポンサー:日産セレナ
オフィシャルパートナー:セイコーエプソン、セブン‐イレブン・ジャパン、オイシックス・ラ・大地
コーポレートパートナー:ニッスイ、アセットマネジメントOne、旭化成ホームプロダクツ、ニコニコのり、井村屋グループ、ゼンショー従業員組合会ZEAN
自治体パートナー:福井県「いちほまれ」、宮城米マーケティング推進機構
サポーティングパートナー:東京エレクトロン、象印マホービン、アサヒパック、井上金庫販売、なみき通り歯科・矯正歯科、三菱ケミカルグループ、花王ハートポケット俱楽部、ますやみそ、サンゲツ、ニッコクトラスト、豊田通商、三菱重工業、双日、GMOインターネットグループ、丸東、LEOC、住友電気工業、システム情報、BIPROGY、福井県あわら市、フーディーテーブル、DELISH KITCHEN、D株式会社、プライマルヴェニュー
お問い合わせ先/特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International
https://jp.tablefor2.org/
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