アメリカ大豆輸出協会が、大豆アニメ「SOY STORY 〜ソイとだいずな仲間たち〜」シリーズを公開した。大豆農家のサステナブルな取り組みを見える化し、発信することで、食のサステナビリティについて知るきっかけにしてもらうことを目指している。
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アメリカ大豆の市場拡大や輸出プロモーションをおこなうアメリカ大豆輸出協会(以下USSEC)は、大豆アニメ「SOY STORY 〜ソイとだいずな仲間たち〜」シリーズを公開した。
この作品は、アメリカからの転校生、大豆の“ソイ“が、日本の学校にやってきてからの生活を描いた物語。ソイと仲間たちの学校生活を通じて、食生活の身近にある大豆の新しい発見やアメリカ大豆の魅力を消費者に伝えようとしている。
古来より大豆は、豆腐や納豆、味噌、醤油、食用油といったように、さまざまな用途で私たちの食生活と密接に結びついてきた。近年では環境負荷の少ない植物性たんぱく質としてのプラントベースフード等も注目を集め、大豆由来の食品市場は急速に拡大している。
日本では、食用大豆の7割以上において、アメリカ大豆が使用されているが、アメリカ大豆は生産農家の9割以上が家族経営であり、安心・安全な大豆を届けるために日々、サステナブルな生産方法を改善し、持続可能な農業に取り組んでいる。
USSECは2013年に「アメリカ大豆サステナビリティ認証(SSAP)」を策定。大豆農家のサステナブルな取り組みを見える化、発信することで、社会、環境、経済的な側面に考慮してつくられたアメリカ大豆を原料として使用する食品企業のサステテナブル調達の推進、新たな価値の創出を目指してきた。
現在では、食品メーカーや卸業者、小売業など19社において、SSAP認証が採用されている(2023年8月時点)。
「SOY STORY 〜ソイとだいずな仲間たち〜」は、日本の学校に転校してきた大豆のソイが、大豆がどのようにして日本で食べられているかを学びながら、大豆にまつわる友達をつくっていく過程を描いた作品。ソイの成長とともに、身近な大豆にまつわるさまざまな知識やアメリカ大豆の取り組みを楽しく学ぶことができる内容となっている。
現在の地球の人口は約70億人。2040年には、90億人に達すると推測されている。限りある地球資源で90億人の食を支えていくためには、生産・流通従事者はもちろん、消費者1人ひとりが、食とそのサステナビリティについて考えていく必要があるとし、この大きなテーマを、より多くの人に知ってもらうため、また、身近な食の話題として話し合ってもらうために、このアニメシリーズを製作する運びとなった。
アメリカからやってきた転校生のソイ。しょうゆ、みそ、とうふ、オイルといったクラスメイトとともだちになったソイに、先生がある宿題をお願いする。そして最後にソイが見たものとは――?
あの乗り物の名前は『ひらめき号』、「なりたい料理」に近づける乗り物だった。今日の授業のテーマは「文化交流」。ソイは自分の生まれたアメリカの畑の絵を発表する。動物や植物と一緒にすごしている絵は大好評となる。
次は大豆クイズの授業。みんなで「なりたい料理」の話で盛り上がる。クイズに正解したソイだけど なんだか自信がなさそう。「日本のみんなにおいしく食べてもらえるかな…」ともだちに協力してもらったソイは大豆の可能性を知る。
お問い合わせ先/アメリカ大豆輸出協会 日本事務所
https://ussoybean.jp/
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