ライオン×テラサイクル 「ハブラシ・リサイクルプログラム ポスターコンテスト2020」開催

環境ソーシャルベンチャーのテラサイクルジャパン合同会社と、生活用品メーカーのライオン株式会社は「ハブラシ・リサイクルプログラム ポスターデザインコンテスト2020」を開催。子どもたちから、歯ブラシの素材でつくる新しいプラスチック製品のアイデアデザインを募集している。

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2020.07.01
SOCIETY
学び

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ライオンとテラサイクルが開催 子どもたちと「プラスチックゴミ問題」を考える

デザインコンテスト概要画像

テラサイクルジャパン合同会社とライオン株式会社は「ハブラシ・リサイクルプログラム ポスターデザインコンテスト2020〜新しいリサイクル品を考えよう〜」の開催を決定した。

今回で6回目となる同コンテストは、次世代を担う子どもたちに、プラスチックごみ削減を考えるきっかけにしてもらうことを目的とし、未就学児から高校生までを対象に作品を募集する。

デザインコンテストで描いてもらうのは、使用済みハブラシでつくる新しいリサイクル品のデザインアイデア。入賞作品は、同プログラムの参加を呼びかけるポスターとして、回収協力先やホームページで使われる予定だ。

「ハブラシ・リサイクルプログラム」 使用済み歯ブラシを新しいプラスチック製品へ

2015年より展開をスタートしている「ハブラシ・リサイクルプログラム」では、使用済みハブラシを資源として回収し、植木鉢など新たなプラスチック製品にマテリアルリサイクル*してきた。
*製品を回収・分別・再資源化し、原料として再生利用すること

学校での環境教育や、SDGs活動の一環として回収活動が展開されているほか、公共施設、歯科医院、ドラッグストア、民間企業などが活動に参加している。使用済みハブラシは2kg以上(約200本分)からテラサイクルへ着払いで発送することができ、回収協力者には回収ハブラシの重量に応じてポイントが付与される。

そのポイントを利用して、リサイクルプログラムで実現したプラスチック製品との交換や、環境保全・教育支援等の慈善事業団体への寄付が可能となる仕組みだ。プラスチック問題の解決に貢献することを目指すとともに、定期的なハブラシ交換による、歯と口の健康維持も啓蒙している。

プラスチックをできるだけ使わない「ノープラ生活」が注目を集めるなか、日常生活はプラスチック製品を使わざるを得ないシーンもまだまだ多い。その一つが歯磨きだろう。使ったものを何も考えずに廃棄してしまうのではなく、環境に配慮した形で素材の命をつないでいく習慣を身につけていきたいものだ。

過去のポスター画像

2019年 オリジナルポスターデザインコンテスト 最優秀賞受賞作品

ハブラシ・リサイクルプログラム ポスターデザインコンテスト2020
~新しいリサイクル品を考えよう~

テーマ:使用済みハブラシでつくる新しいリサイクル品を考えよう
募集対象:未就学児、小学生、中学生、高校生
応募規定:A3もしくはA4サイズ。縦のみ。(用紙種類は問わない)
応募方法:郵送
応募期間:6月29日(月)〜10月23日(金)当日消印有効
募集詳細:https://www.terracycle.com/ja-JP/pages/posterdesigncontest2020

問い合わせ先/テラサイクルジャパン
https://www.terracycle.com

※掲載している情報は、2020年7月1日時点のものです。

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