40年以上に渡る地球環境保全の取り組みを評価「アヴェダ」B Corp認証取得

「アヴェダ」B Corp認証取得　評価は89.6と平均を大きく上回る結果に

地球を大切に守り続ける使命を掲げ、リーピングバニー認証を取得している高機能ヴィーガン ヘアケア ブランド「アヴェダ コーポレーション（以下、アヴェダ）」はB Corp認証を取得したことを発表した。

これにより、社会的および環境的パフォーマンス、透明性、説明責任において高い検証水準を満たす、目的主導型企業の仲間入りを果たした。

米国の非営利団体「B Lab」よりB Corp認証を取得することにより、アヴェダがその使命に原動力を得ながら進めてきたビジネス全体において説明責任や透明性を保有していること、確固たるコミットメントを持っていることが裏付けされた。

環境や社会に対するアヴェダの総合的な影響を計る、厳密で広範囲におよぶ調査をB Labが実施し、ガバナンス、従業員、コミュニティ、環境、顧客の５つの項目について評価を受け、その結果、総合的な影響の評価は89.6。

これは、調査を受ける企業の平均である50.9を大きく上回るものだった。今後、アヴェダは高い水準の説明責任を求められ、影響の評価と認証を定期的に更新するため、３年ごとに認証の更新プロセスを経ることになる。

従業員への福利厚生、健康や福祉を重要視する社風を評価

B Corp認証の取得に寄与した要因には「グリーンスコア」 と呼ばれる、ホリスティックで定量的な社内環境評価プロセスの活用が含まれていた。「グリーンスコア」 とは、従業員に提供される包括的な福利厚生のことだ。

すべての従業員を対象にしたボランティア休暇（非営利団体でボランティア活動をするために提供される有給休暇）や、社外保育に対する補助金制度などが評価された。また、従業員の健康や福祉を重要視する社風も評価された。

B Corp認証に加え、アヴェダはパブリック・ベネフィット・コーポレーションでもあり、利益を得ることと公益を提供することの両方のために事業を展開することが認められており、会社の決断が利害関係者に与えるインパクトを法律に基づいて考慮することができる。

アヴェダのミッション パートナーシップ＆エンゲージメント ディレクター、メリッサ チェルミニアク氏は今回の取得について次のようにコメントしている。「創設された1978年以来、サステナビリティの先駆者であり続けるアヴェダが、非常に厳密なプロセスを通過してB Corp認証を取得できたことは、アヴェダが最高レベルの社会的および環境的パフォーマンスを着実に実行してきたことを肯定しています。

ビジネスとは世界をより良くするためのもの、というグローバルなムーブメントを巻き起こしている、志を同じくする多くの企業とともに歩めることを誇りに思います」

また、B Labのコミュニティー グロース アソシエイト ディレクター、リンジー ウィルソン氏は次のようにコメントを寄せた。「アヴェダは、目的主導型のビジネスを何十年にも渡って献身的に維持してきたという、確かな評価を得ており、世界中の5,000以上ものB Corp認証企業の一員として迎え入れることに大変な喜びを感じています。

厳密で広範囲におよぶB Corpの評価プロセスでは、企業が人や地球に与える影響をきめ細かく考慮しています。アヴェダの認証取得に対し、心よりお祝い申し上げるとともに『私たちの地球を大切に守り続ける」』という使命を掲げるアヴェダを今後支援していけることを楽しみにしています」

より責任ある未来をつくるために

創設以来の使命である 「私たちの地球を大切に守り続けること」 に基づき、アヴェダは何十年もの間、美容業界における環境責任の新たなベンチマークを打ち立ててきた。

その優先事項は、安全な美容、責任ある原料調達、責任あるパッケージ製造、クルエルティーフリーでヴィーガンな処方、地球環境に配慮した製造方法、アヴェダの原料調達先のコミュニティーを始め、世界中のコミュニティーにおいて必要としている人々にきれいな水を届け、守るの６つだ。

アヴェダは、本社でもその使命を実践している。ミネソタ州に所在する58エーカーもの敷地は全米野生生物連盟に認証を受けており、養蜂施設や従業員が育てる菜園、電気自動車の充電スタンド、何キロも続くジョギングルートなどを有している。

また、本社ビルはサステナビリティを重視したつくりになっており、電力は太陽光発電と風力発電で賄い、カーペットはリサイクルファイバー製、建物の至るところにコンポストやリサイクル用ごみ箱が置かれ、オーガニックカフェもある。

お問い合わせ先／アヴェダ
https://www.aveda.com/