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フランスの都市で、郵便ポストへのチラシ投函を禁止する実験が始まった。2021年に制定された気候法にもとづく措置で、広告を受け取る意思を表示したステッカーを貼っていない限り、投函できない。
今西香月
環境&美容系フリーライター
慶應義塾大学 環境情報学部卒。SUNY Solar Energy Basics修了。 カリフォルニア&NY在住10年、現地での最新のサステナブル情報にアンテナを張ってライター活動中
チラシは、地域に密着した情報を得る貴重なツールとして活用されてきた。しかし、WebやSNSを用いた集客方法が主流となり、販促物のデジタル化が進んでいる。環境意識の高まりとともに、アナログなチラシ販促は紙の無駄遣いだとの声が高まっている。
こうした背景を受けて、9月1日より郵便ポストへのチラシ投函が禁止された。実施されるのは、ボルドーやグルノーブルなどの11の都市で、2023年2月からは3都市が加わり、合計14都市の約250万人の住民が対象となる。
この措置は2021年7月に可決された気候変動対策関連法にもとづくもので、住民が求めない限り、郵便ポストにチラシが投函されることはなくなる。また、建物のロビーにチラシ広告を掲載する行為も禁止される。チラシの投函を希望する場合は、「Oui pub(チラシOKの意味)」と書かれたステッカーを郵便ポストに貼る必要がある。
フランス・エコロジー移行省では、毎年90万t以上のチラシが郵便ポストに投棄されていると推定する。これは1世帯あたり30kgに相当し、その大部分が読まれずに廃棄されているとみられる。
同省は今回の取り組みについて、「郵便ポストに大量のチラシが投函されるのを防ぐもので、無駄な廃棄物を減らす目的がある」とコメント。現段階での影響は中程度であるが、国全体での実施を見越すことが大事だと付け加えている。
今回の取り組みによって、地方自治体は廃棄物の収集や処理コストを削減できると期待を寄せる。今回の実証実験は2025年まで行われる予定だ。
日本では、フランスのようなルールはないが、郵便ポストに「チラシ不要」のステッカーを貼り、ごみを削減できる。「不要なチラシはもらわない」意思表示を行い、気候変動対策に貢献することを考えてみてはどうだろう。
ELEMINIST
チラシ不要ステッカー - 3枚セット
550円
※2022.08.17現在の価格です。
ポストに貼ったその日からチラシがほとんど入らなくなりました!
ポストに入るチラシ類が減りました!!それももちろん嬉しいのですが、シンプルでスマートな(いい意味で目立たない)デザインなのが気に入ってます。うちのポストはシルバーなので馴染みも良く、外観を保ったまま意思表示ができて大満足です。
知人の紹介で購入しました。まずそのシンプルながら洗練された見た目が素敵です。 最低限かつ最大限の意思表示ができます。 何より、貼ったその日からチラシが入らなくなり、効果はてきめん。これがスタンダードになればと切に願います。また引っ越すことがあっても、その度にこちらの商品にお世話になるつもりです。それくらい気に入っています。
マンションのポストにはベストなサイズ感かと。一軒家だと小さくて気付かないのか、あんまり減りませんでした。。 でも見た目よいです。かっこいいです。
購入検討段階で早速要望ですみません. チラシ入りません!は当然ですが、ごみゼロ運動 ゼロウェイストの為にしているんだと伝わらなくては 断る意味が薄い気がしました。チラシを折ってビニール袋を減らしています。
これまで宅食のチラシや宗教の勧誘冊子等、興味がないものが多く、毎回ゴミ箱に捨てていて紙の無駄遣い、企業からすると予算を違うものに使ってよと思いながらもんもんとした日々を送っていたのですが、このステッカーをポストに貼っただけで、本当に不要なチラシが入らなくなり、このステッカーの効力にとてもビックリしています。 この2〜3年の買い物の中で一番違うを実感した商品かもしれません。
貼ったその日から、笑えるくらいにチラシが投函されなくなりました!この感動を共有したく、残り2枚は友人にプレゼント!引っ越し祝いにELEMINISTで購入した「さささ」をギフトしたのに、このシールが一番嬉しそうでした笑
※参考
Anti-waste: the ban on flyers in mailboxes tested in 14 cities in France|West observer
15 areas of France stop getting letterbox flyers unless locals opt in|The connexion
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