Photo by スイスホテル南海大阪
大阪市「スイスホテル南海大阪」はこれまで、ホテル内使い捨てプラスチック撤廃への取り組みとして、客室用カードキーをすべてプラスチック製から竹製へと変更するなどしてきた。今回はすべての客室に設置しているミネラルウォーターのボトルをペットボトルからガラス瓶へと一新する。
ELEMINIST Press
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Photo by スイスホテル南海大阪
スイスをルーツに持つ「スイスホテル南海大阪」は、全546の客室に設置しているミネラルウォーターのボトルをペットボトルからガラス瓶へと一新し、スイス エグゼクティブルームから順次導入していくことを決定した。
導入したガラス瓶は、チェックアウト後に専門業者が回収し再利用される。これは、所属する世界最大級のホスピタリティグループ・アコーとともにホテル内で使用する使い捨てプラスチック製品の2022年中の撤廃を目指す取り組みの一環だ。
スイスホテル南海大阪ではこれまで、ホテル内使い捨てプラスチック撤廃への動きとして、2022年3月に客室用カードキーをすべてプラスチック製から竹製へと変更する取り組みを始めている。
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「エレンマッカーサー財団」によれば、2016年の統計では世界で毎分100万本のペットボトルが使用されており、そのうちリサイクルされるのはわずか約7%に止まる。また捨てられたペットボトルが生分解されるまでには、約450年もかかると言われる。
現代的でインテリジェントなデザイン、優れた職人技に加え、持続可能性への対応についても高く評価されてきた「スイスホテル」。
今後は客室内アメニティのみならず、レストラン・バーなども脱プラスチック化を進め、引き続き持続可能な社会の構築へ貢献していくとしている。
お問い合わせ先/スイスホテル南海大阪
https://swissotelnankaiosaka.com/ja/
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