家庭栽培を楽しもう 恵比寿で「土とタネのおすそわけ」イベント開催

恵比寿(東京)でコミュニティファームを運営するプランティオ株式会社が6月13、14日の2日間「土とタネのおすそわけ」イベントを開催する。空のペットボトルを持参すれば土(リターナブルソイル)と、ルッコラのタネがもらえる。おうちで家庭菜園を楽しみたい人におすすめの企画だ。

ELEMINIST Press

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2020.10.27

恵比寿で「土とタネのおすそわけ」イベント開催

おすそわけプロジェクトビジュアル

コミュニティファーム「grow FIELD EBISU PRIME(グロウフィールド・恵比寿プライム)」を運営するプランティオ株式会社は6月13日(土)、14日(日)の2日間、東京・恵比寿にて「土とタネのおすそわけ」イベントを開催する。梅雨入りしても「お部屋で楽しく野菜栽培を楽しんでほしい」という想いから開催が決まった。

土とタネのおすそわけ
日程:2020年6月13日(土)、14日(日)
時間:10時~16時
場所:grow FIELD EBISU PRIME
住所:東京都渋谷区広尾 1-1-39恵比寿プライムスクエアプラザ屋上
アクセス:恵比寿駅から徒歩約6分
持ち物:500mlサイズの空きペットボトルなど土を入れて持ち帰れるもの
*土は数量に限りがあります

ルッコラ

おすそわけされる土は、火力発電所から捨てられている炭、捨てられているココヤシピートを再利用した「リターナブルソイル」をはじめ、地球にやさしい土である。参加者に500mlサイズの空きペットボトルを持参してもらい、持ち帰ってもらう。

タネはサラダやピザなどイタリアン料理に欠かせないハーブ「ルッコラ」。コミュニティファームで自家採種したものだ。イベントは両日とも10〜16時まで「grow FIELD EBISU PRIME」にて開催される。

野菜を買わず、育ててシェアする「共給共足」の暮らし

タネまき

誰でもどこでもアグリカルチャー(農業)を楽しめるコミュニティ&プラットフォーム「grow(グロウ)」を提供しているプランティオ。自分たちの手で野菜を育て、人とシェアすることで自給自足を超えた「共給共足」の暮らしを「野菜を買わない暮らし」と表現し、さまざまな取り組みを行なっている。

タネを蒔き、野菜を育てることは食材への理解を育む。自給率が上がるだけでなく、自分で汗を流して育てた野菜を食べる喜びを味わうことは、地球環境に想いを寄せることにつながるとプランティオは考えている。

海外では都心で作物を育てる「アーバンファーミング」というカルチャーが広がりつつあるという。古来から農耕民族として暮らしてきた日本人の心にも間違いなく響く新しいカルチャーだろう。

自粛生活で増えたニーズ「おうちでタネまき」プロジェクト

タネ

新型コロナウイルスの影響による外出を控える生活のなかで、新たな趣味として家庭菜園を始めた人は多い。日本のみならず、アメリカでは多くの種苗会社に注文が殺到したほどだ。

家庭菜園をしたことがないが挑戦してみたいという人たちに向けて、プランティオは「おうちでタネまき」プロジェクトを開始した。「grow FIELD EBISU PRIME」で育てた野菜から採れたタネを、応募者に全国一律送料170円のみの負担で発送している。

タネは、多くの株のなかから品種の特徴がよく現れた株を「選別・タネ取り・栽培」を繰り返すことでできた「固定種」。種類は季節にあったものをランダムに発送している。応募方法は「grow by PLANTIO」のFacebook、Twitter、Instagramのいずれかのアカウントをフォローした上で、サイト上の取り寄せボタンをクリックする。

SNS上では「#おうちでたねまき」をつけた投稿を検索すると、タネを取り寄せた人が栽培を楽しんでいる様子を見ることができる。仕事、子育て、生活のすべてが大きく変わったいま、自分らしく豊かに過ごせる時間を模索している人も多い。

その一つとして家庭菜園を楽しむことは、体にも心にも地球にもやさしいアクションだ。我が子のように育てた野菜を食べれば「美味しさ」はもちろん、いままで気がつかなかった自然や地球へのありがたみを家族みんなで感じることができるかもしれない。

問い合わせ先/プランティオ
https://plantio.co.jp/

※掲載している情報は、2020年10月27日時点のものです。

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