「みんなで楽しく野菜を育てる世界へ」をビジョンに、持続可能な食と農を都市部に社会実装することを目指す、プランティオ株式会社。同社が、野菜を育てる人と野菜がほしい人をつなぐプラットフォーム「grow SHARE(グロウシェア)」をリリースした。
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「grow SHARE」は、自宅の庭やベランダで野菜を育てる人、街中にあるコミュニティファーム、屋上農園などを地図上に登録し、野菜がほしい人とつながれるWebサイトである。
同Webサイトは、野菜を通してコミュニティの輪を広げ、フードロスを防ぐことなど、5つの目的をもっている。
野菜を育てる人、野菜がほしい人は誰でも参加が可能だ。
野菜を育てる人と野菜がほしい人が直接つながることで、栽培している人の顔を見ることができ、食の安心につながる。野菜の育つ過程に触れることは、子どもたちへの食育にもなるという。
野菜のやりとりを通じたコミュニケーションによって、近隣に住む人同士、異なる野菜を育てる人同士のコミュニティが生まれる。
近隣で野菜を育てる人を探し、やりとりをすることで、物流にかかるエネルギーの削減に貢献する。
収穫した野菜を自分たちで消費しきれない、という問題を抱えているコミュニティファームや屋上農園が多くある。野菜がほしい人とつながることは、フードロスを防ぐことにつながるのだ。
野菜を育てる人は、「grow SHARE」で簡単な登録を済ませるだけで、マップ上に“収穫できる野菜があること”を示すピン(vege SPOT/ベジスポット)を立てられる。
野菜がほしい人は、同Webサイトにアクセスするだけで、マップとピンの詳細を閲覧できる。
野菜の収穫時期が近づいてきたら、ページ右上のQRコードを読み取り、スマートフォンアプリ「grow GO」を起動。ユーザー登録をおこないログインすれば、野菜を育てる人と直接やりとりをすることが可能だ。
「grow GO」は、みんなで楽しく野菜を育てる世界を実現するプラットフォーム「grow」の専用アプリ。プランティオが運営するシェア型都市農園「grow FIELD」で開催されるイベントやワークショップなど情報や、野菜の育成状況やトリビアなどの情報を得ることができる。
プランティオは、「みんなで楽しく野菜を育てる世界へ」というビジョンのもとに、人と農のコミュニティ&プラットフォーム「grow」を立ち上げた。
「grow」が目指すのは、野菜を楽しく育てるカルチャーを広めること。海外ではコミュニティファームや家庭菜園を行う人口が増えている。プランティオはコミュニティファームの運営やタネ配布プロジェクトを通じて、日本でも同様に増えいることを感じているという。
「grow SHARE」は、“いまは点在しているその人たちをつなげて、コミュニティの輪を広げたい”という思いから開発された。
昨今、世界規模で食料不安が大きな問題になっている。そんななか、フランスでは市民が野菜を育てることを国を挙げてサポートする取り組みが始まっている。自分で野菜を育てることは世界的に注目され、地球や人類のために必要だ。
「grow」は、人と農のコミュニティ&プラットフォームで、誰でもどこでもアグリカルチャーを楽しむためのサービス群。
同サービスの内容は、都心のオフィスビルや、商業施設の屋上で運営するシェア型コミュニティファームや野菜の育成状況などをAIで管理をするIoTプランターやアプリなど。野菜を楽しく育てるためのさまざまなコンテンツやアプリケーションで構成されている。
シェア型コミュニティファームで収穫した野菜のタネを配布し、野菜を育てる輪を増やすプロジェクトなども実施しているという。
・grow SHARE 野菜を育てる人と野菜をほしい人をつなぐWebサイト
・grow FIELD 都市の遊休空間を活用したシェア型のIoTコミュニティファーム
・grow JOURNAL “共給共足”の世界を目指す「食」と「農」のWebマガジン
・grow GO
・grow CONNECT IoTを使ったオフグリッド栽培を可能にするハードウェア
・grow HOME IoTとAIを搭載したセンサーとプランター一体型の家庭用栽培デバイス(2020年夏~秋にリリース予定)
問い合わせ先/プランティオ株式会社
https://plantio.co.jp/
grow SHARE
https://growshare.jp/
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