日本ガストロノミー学会とミーレ・ジャパンが共同配信「トップシェフのおうちレシピ」

日本ガストロノミー学会×ミーレ・ジャパン「トップシェフのおうちレシピ」配信

国際ガストロノミー学会公認日本支部である一般社団法人日本ガストロノミー学会と、ミーレ・ジャパン株式会社は、世界トップクラスのシェフなどによる、非営利の家庭料理応援プロジェクト「トップシェフのおうちレシピ」を立ち上げた。

新型コロナウイルスの影響により家庭で過ごす時間が増えているなかで「食を通じて時間をより豊かに過ごしてほしい」という想いに賛同した日本を代表するシェフや料理家、総勢14名がプロジェクトに協力している。

シェフ自らがこのプロジェクトのためにレシピを考案または提供。「シンプルかつ栄養満点」「サステナブル」にこだわるとともに、身近に手に入る食材を使い、自宅のキッチンで簡単にできる調理法を紹介している。

さらに、食材を余すところなく使い切ることでフードロスを削減、また食育の観点からも、家庭での食事を持続的に豊かにしていく提案を行なう。賛同シェフやレシピは随時更新予定だ。

メニューはシェフによってさまざま。目玉焼きトーストや、キッシュ、ニョッキなど、家庭の食事に取り入れやすいメニューを、見た目にも華やかなスタイルでレシピに落とし込んでいる。

参加しているシェフや料理家（シェフ12名、料理家２名）

Carmine Amarante
Ronan Cadorel/パーク ハイアット 東京
福山 剛/La Maison de la Nature Goh
長谷川 在佑/傳
川田 智也/茶禅華
川手 寛康/Florilège
加山 賢太/Margotto e Baciare
松嶋 啓介/Keisuke Matsushima
宮崎 慎太郎/アジュール フォーティーファイブ
生井 祐介/Ode
庄司 夏子/été
高田 裕介/La Cime
有元 葉子/料理家
杉山 絵美/料理家
※2020年５月時点、アルファベット順、敬称略

身近な食材で持続可能な無駄のないレシピ 「ポストコロナの暮らし」への思い

新型コロナウイルスの影響で生活スタイルが変わり、栄養に優れたものを手際よくつくって食べたいという需要が増えている。そうした動きを背景に、EU、国連などとサステナブルフードプロジェクトを推進してきた日本ガストロノミー学会は「簡単に手に入る食材」で「持続可能で無駄のない」レシピの公開を企画した。

影響を一番受けた業界の一つとも言える飲食業界のシェフたちから協力を得られたことについて、日本ガストロノミー学会代表の山田早輝子氏は次のように感謝の思いを寄せている。

「彼らは料理の腕だけではなく心意気とハートも一流でした。食の総合芸術をご提供くださる彼らのレストランを、新しい形になってもまた訪れる日常が早く来ることを願っています」

ミーレ・ジャパン株式会社代表取締役社長の松原秀樹氏も「日々厳しさを増すなか、健康的でバランスの取れた栄養価の高い食事を家族で楽しんでいただく今回の企画はMiele（ミーレ）のポリシーと大きく一致するものでもあります。

今回の企画を通し、この非常事態におけるみなさまの日々の暮らしに少しでも貢献できれば幸いです」とプロジェクトへの思いを語っている。

問い合わせ先／日本ガストロノミー学会
https://www.agj.or.jp/top-chef/