パッケージはソイキャンドルに スイス生まれの新感覚豆腐スナック「Tofu to-go」

豆腐といえば、プロテインとカルシウムが豊富な食べ物だ。それゆえアジア圏では一般的な食材であるが、ヨーロッパではまだまだ認知度が低い。スイスのとあるデザイナーが提案する「Tofu to-go」プロジェクトでは、伝統的なチーズにヒントを得た新感覚の豆腐スナックを生み出した。

染谷優衣

フリーランスライター

YouTubeのThrift Filp動画をきっかけにサステナブルに興味を持つ。最近は洋服のリメイクを勉強中。リサイクルショップで掘り出し物の古着を見つけるのが好き。

2021.07.16

チーズを模したかたちで欧州でもなじみやすい 次世代の豆腐スナック「Tofu to-go」

手のひらにのった「Tofu to-go」

「Tofu to-go」はスイスのローザンヌを拠点に活動するデザイナーEVELYN YU-YING WUさんがプロデュースした新感覚豆腐スナック。遺伝子組み換えでないスイス産の良質な大豆を使用し、ヨーロッパの人々に豆腐をアピールするプロジェクトだ。

豆腐はプロテインとカルシウムが豊富な食べ物で、約2000年前アジアで生まれた。それゆえアジアでは一般的な食材であるが、ヨーロッパではまだまだ認知度が低い。豆腐の一般的な販売方法は、四角に大きくカットした豆腐を液体のなかに浮かべて販売されることが多い。

その独特なパッケージ方法がゆえ、もともと豆腐に馴染みのないヨーロッパではどう調理して食べればいいのか戸惑う人も多いとのことだ。

「Tofu to-go」プロジェクトでは、伝統的なチーズにヒントを得た新しいタイプの豆腐を提案している。豆腐を一口サイズにすることで、出先でも手軽に食べれるようにデザインに。

パッケージには大豆でできた糸とソイワックスを使うことで、冷やさずとも品質を担保できるだけでなく、ごみが一切出ないのもありがたい。食後は糸に火をつければ、ソイキャンドルとしても楽しめる。

成長しつづけるプラントベース市場

「Tofu to-go」を食べる女性

米国の世界的市場調査・コンサルティング会社「Markets and Markets」によると、豆腐を含むプラントベース市場規模は2019年に121億米ドルまでになった(※)。このまま年率約15%で成長し、2025年には280億米ドル近くに達すると予測されている。

プラントベースと一言でいえど、その裏の信念はみな違う場合もある。例えば、自分の体調のためだったり環境保護のためその食事法を取り入れてる人もいるだろう。その点で「Tofu to-go」はプラントベースなだけでなく、環境に配慮されたパッケージのためより多くの人に受け入れられそうだ。

※掲載している情報は、2021年7月16日時点のものです。

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