環境に配慮した紙製の肉球型パッケージ「NUCO(ヌコ)」 が、料理家の寺井幸也氏がプロデューサーを務めるデリ「幸也飯」で使用が開始された。耐水・耐油加工がされていて、電子レンジの使用も可能。容器の 売上の一部は、犬猫保護団体へ寄付される。
ELEMINIST Press
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サステナブルパッケージのオンラインストア「TAKE PACK(テイクパック)」を展開する「株式会社TP東京」が、料理家の寺井幸也氏との協働で、環境に配慮した紙製の肉球型パッケージ「NUCO(ヌコ)」 を開発した。
肉球をイメージしたユニークなデザインは、ボリュームや詰めやすさを考慮。素材は環境に配慮した「パルプモールド(紙製)」で、耐水・耐油加工も施されているので、テイクアウトやレンジ使用にも対応している。
容器の開発は、寺井氏のほか、ブランディングディレクターの行方ひさこ氏と容器製造メーカーの「株式会社ケーピープラテック」社と協働で行われた。
NUCOは、寺井氏がプロデュースを務めるデリ・ケータリング店「幸也飯 渋谷・東急フードショー店」で使用が開始されている。また、TAKE PACKでの販売も近日行われる予定だ。
今回の企画は、「何か社会貢献のできる容器を開発できたら」という、寺井氏・TAKEPACK両者の思いから始まったという。商品名の「NUCO」は、寺井氏が飼っている保護猫の名前から取られており、寺井氏は動物福祉に高い関心を持っていたそうだ。
このような背景から、NUCOの売上の一部は、動物関連団体へのオンライン寄付サイト「公益社団法人アニマル・ドネーション」に寄付されることに決定した。寺井氏は、今回の取り組みに対して、以下のように語っている。
「心も体も満たされて、幸せを感じてもらえるようなお料理を、これまでつくり続けてきました。今回の容器開発では、いままで大切にしてきた信念と、僕ならではの感性をちりばめた容器に仕上がったと思います。お客様のもとに届くのを楽しみにしています。」
お問い合わせ先/株式会社TP東京
https://tp-tokyo.jp/
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