4月20日(火)20:00からInstagram Liveにて、ライフスタイリストの大田由香梨さんがナビゲートする企画「Forest Talk」がスタートする。当日は20の質問から「エシカルな生き方」を紹介する予定だが、この記事では事前にヒアリングした4問の回答をご紹介したい。
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エレミニスト編集部
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4月20日(火)20:00からInstagram Liveにて、ライフスタイリストの大田由香梨さんがナビゲートする企画「Forest Talk」がスタートする。
「Forest Talk」は昨年までオフラインを中心に開催していた、大田さんとゲストがオーガニックなライフスタイルを送るアイデアを話し合い、参加者に新たな気づきや発見を届けるトークセッションだ。より多くの人々にヒントを伝えられるよう、ELEMINISTも主催者側として参画し、開催場所をELEMINISTのInstagramアカウントへと移しリニューアル。第1回目はELEMINIST編集長の深本南がゲスト出演する。
テーマは「いつか地球に還る私たちが考えるこれからの生き方」。
いったい大田さんと深本はどんなアイデアやティップスをシェアするのだろうか? 当日は20の質問から「エシカルな生き方」を紹介する予定だが、ここでは事前にヒアリングした4問の回答を一部ご紹介したい。
大田:「心」を大切にすること。
深本:小さいころから持っていた感覚。
“エシカル”は最近になって浸透した言葉ではあるが、まだまだ実態をつかめていない人も多いだろう。しかしながら、ふたりの回答をみてみると、すべての人が持っている感覚でもあり、すべての人が意識できることであるようだ。
大田:自分の「心」に向き合う時間を確保できるようになってから。
深本:共感力が高いため、物心がついたときには肉や魚を食べる機会が少ないフレキシタリアンの生活を送っていました。
やはり“エシカル”は難しいことではない。もっと言えば、優劣をつけられない人それぞれの内側にある想いなのだろう。新しい目線で自分の原体験を探れば、きっと誰でも“エシカル”を捉えることができるはずだ。
大田:人の痛みを感じられる心、動物の叫びに耳を傾けられる心、植物が私たちに与えてくれている恵みに感謝する心、見えないものを感じる心、自分の体調や精神の不調に気付く心。自分の感受性を磨くことが大切だと考えています。
深本:共感力を高める。私にできることはエシカルな種を分け与えること。そこからどう芽生えるかは当人の捉え方しだいなので、「時間 x タッチポイント」をどうかけ合わせるかが重要ですね。
地球に寄り添った生き方をするうえでは「自分ごと化」は欠かせない。できているかいないかでは、そのあとに起こすだろう行動に大きな変化があらわれるからだ。心のもちようと言ってしまえばそれまでかもしれないが、地球の悲鳴にはしっかりと耳を傾けたいところ。
大田:いま、この瞬間の心しだいですね。
深本:何をもって“明るい”とするかは議論の余地がありますが、気候変動が起きているこの時代であれば、地球がどう考えているかを想像できる人が増えることではないでしょうか。
自然環境や野生動物ひいては地球が直面している状況を把握したうえで、自分の心に向き合いながら一人ひとりが行動を起こす──。必要とされるのは、そんな姿勢なのかもしれない。
繰り返しにはなるが「Forest Talk」のInstagram Liveは4月20日(火)20:00から。これらの回答に対する深掘りはトークセッションにておこなう予定だ。視聴しながらあなたなりの地球に寄り添う生き方を考えてみてほしい。
Forest Talk 〜いつか地球に還る私たちが考えるこれからの生き方〜
詳細
ライフスタイリストの大田由香梨氏がゲストとともにオーガニックなライフスタイルにつながるヒントを共有するトークセッション
開催日時
2021年4月20日 20:00
開催予定状況
予定通り開催
出演者
大田由香梨(ライフスタイリスト)、深本南(ELEMINIST 編集長)
クリエイティブディレクター・ライフスタイリスト / 大田由香梨
スタイリストとして活動をスタートさせた後、住空間、FOODディレクションなど、衣食住<ライフスタイル>をスタイリングする”ライフスタイリスト”として活動。現在は、自身が経営するヴィーガンカフェ「ORGANIC TABLE BY LAPAZ」の他、企業・ブランドのコンサルティングなど、クリエイティブ活動を通じて、豊かでサステナブルな未来のライフスタイルを提案している。
ELEMINISTプロデューサー・編集長 / 深本南
大学在学中の2002年、環境団体を共同設立。音楽フェスティバルや環境対策を中心に活動を行う。ビジネスを通した社会貢献を目指し、2004年にファッション業界に転身。ラグジュアリーブランドを中心としたECコンサルティング、EC事業部長、クリエイティブ室室長などを経て、2020年にELEMINISTのプロデューサー・編集長に就任。
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