大丸・松坂屋の「目に見えないサステナブルアクション」 手指の消毒時にヴィーガンフレグランスを感じる工夫

大丸松坂屋百貨店が、新たな切り口のサステナブルな取り組みをスタートした。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、店頭に置くことが常識となった消毒液スタンドに、エシカルな製法でつくられたフレグランスを混ぜ、心地よい香りでお客様を迎えている。

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2021.04.28
Promotion: 株式会社大丸松坂屋百貨店

百貨店の「提供する責任」をサステナブルアクションに

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SDGs達成まで10年をきったいま、さまざまな業界が、サービスや商品にサステナブルな要素を取り入れ始めている。「モノづくり」ではなく、多種多様な商品やサービスを「提供する」立場である百貨店もまた、エシカルな店づくりを通した社会貢献を模索している。

大丸・松坂屋が目指すのは、足を運ぶお客様が「楽しくお買いものをして、いつの間にか社会貢献になる」ような自然に取り組みやすいエコアクションだ。キーワードは「Think GREEN」。当たり前のようにある自然、環境、地球のことをお客様と一緒に考え行動したいという想いがこめられている。

2016年から続けているリサイクルキャンペーン「ECOFF(エコフ)」は、不要になった衣料品やくつ、バッグを店頭に持っていくと、次の買い物で利用できるチケットをもらえるというもの。昨年秋までに9回実施し、回収点数はのべ285万点にまで達した。

そして、お客様が参加しやすいサステナブルアクションが定着したいま、大丸・松坂屋は新たな切り口の取り組みをスタートさせた。商品のように「目に見えるモノ」を扱うのではなく、知覚を意識した「目に見えない取り組み」へのチャレンジだ。

コロナ禍においてもはや新しい常識となった消毒液スタンドに、穏やかな香りのエシカルフレグランスを加え「消毒する」という味気ない作業に、ショッピングへの高揚感と心地よさを演出したのだ。

選ぶ基準を地球目線にアップデートした「エシカルフレグランス」

クヴォン・デ・ミニムの「アクアインペリ」の画像

いまやシチュエーションの垣根を越えて、幅広く暮らしのなかに浸透している「香り」。ほのかな香りがストレス社会に生きる人たちを癒やしたり、人との出会いに「見えない印象」を添えてくれたりと「香り」の影響力は計り知れない。

さらにその選び方も、世の流れに合わせて変化している。自分が好む香りであるかという視点に加え「エシカル・サステナブル」であるかという目線が大切にされてきている。

香水を含むコスメ業界では、例えばパッケージをプラスチックフリー化にしたり、化学物質を使わず、天然素材にこだわったりした、環境やカラダにやさしい商品が、ここ数年で非常に増えている。アニマルウェルフェアの観点から、動物性原料使用や動物実験を行わないヴィーガン仕様のコスメを選ぶという動きも増え始めている。

コスメの消費意義を「消費者の使用感」に留めず、「商品の選び方が社会問題解決の一助となる」という付加要素にまで広げているのは、「買い物は投票だ」というエシカルな価値観にちがいない。

ハーブ園を思わせる香りで始まる「お買い物時間」

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大丸・松坂屋の消毒液スタンドに使われたのは、フランス発のボタニカルコスメブランド「クヴォン・デ・ミニム」。2004年に同国にて誕生し、2018年秋より、植物由来原料と添加物の排除にこだわったヴィーガンフレグランスブランドとして生まれ変わった。

すべての商品で英国のヴィーガン認証を取得しており、原料からハチミツ、ミツロウも排除。使用する植物原料はすべて、動物を使わずに収穫したものを使用しており、動物実験も行っていない。

優れた希少な植物原料から香りを引き出す責任を担うのは、50年以上もの間、フランスの高級フレグランス界で活躍するジャン=クロード・エレナ。そして、調香に取り組むのは彼により厳選された調香師たち。伝統と時代を反映した優美な香りが世界中の人を魅了している。

複数の同ブランドアイテムのなかから採用されたのが「アクアインペリ」。野生のハーブガーデンを思わせる香りのトップは、シトロンやベルガモット。ミドルのラバンディン(ラベンダーの一種)と、ベースのマートルも印象的で、ウッディな香りを醸し出す。

いまの時代、消毒がエチケットであるとはいえ、アルコールのツンとした香りは心地よさを生まない。これから始まる「お買い物時間」を楽しみにする人たちを、温かな香りで迎え入れながら、ほんの少しでもエシカルを考えるきっかけにしてほしいという狙いは、まさに「Think GREEN」の活動テーマそのもの。

モノだけでなく「時間」を提供する“百貨店ならでは”のサステナブルなチャレンジは、今後も続いていきそうだ。

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消毒液スタンドを使用する際には手元に「Think GREEN」のロゴが映し出される。

ラベンダー&シトラスが融合する庭園の香り「アクアインペリ」

クヴォン・デ・ミニムのフレグランス

クヴォン・デ・ミニムの「アクアインペリ」は、大丸・松坂屋の一部店舗およびオンラインショッピングで購入することができる。

ミニム修道院の庭園での一瞬を閉じ込めた香り豊かなボタニカルコロンは、フレッシュで香り豊かなシリーズ。クヴォン・デ・ミニムでは、他にも旅をテーマにした「リマーカブル パルファム」や動物の個性を香りで表現した「シンギュラー オーデパルファム」など、ナチュラルでユニークな約30種類のヴィーガンフレグランスを取り揃えている。

大丸・松坂屋が運営するビューティ アラカルト ショップ「アミューズ ボーテ」でも購入可能。

※掲載している情報は、2021年4月28日時点のものです。

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