農家・家庭間で堆肥と野菜を循環 「4Nature×青山ファーマーズマーケット」による取り組みがスタート

青山ファーマーズマーケット

「株式会社4Nature」と「ファーマーズマーケット株式会社」が、マーケットを基点に堆肥から野菜へ資源循環を実現する「CSA」の運用と会員の募集を開始した。会員が野菜を事前購入し、マーケットで野菜をピックアップするのと同時に、家庭でつくった堆肥を農家に受け渡す仕組みだ。

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2021.03.25
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家庭でつくった堆肥を農家に提供 「4Nature」と「青山ファーマーズマーケット」が協働

青山ファーマーズマーケット

「株式会社4Nature」と「ファーマーズマーケット株式会社」が、マーケットを基点に堆肥から野菜への資源循環を実現する「CSA(Community Supported Agriculture)」の5月からの運用に向けて、会員を募集している。

会員募集は、4月17日まで応募を受け付けており、応募人数によっては抽選となる場合がある。

CSAとは、農家が独自の会員を持ち、会員は年間で野菜を定期的に受け取ることができる仕組みだ。

農家は、収穫量や市場に左右されることなく独自の販路で営農でき、会員は、生産者のこだわりを聞きながら安心安全な野菜を受け取ることができるというメリットがある。

CSAのしくみ

今回の取り組みでは、このモデルにさらに資源の循環を取り入れる。野菜のピックアップ場所に「ファーマーズマーケット」を指定し、農家は出店と同時に受け渡しや、配送に依存しない物流を実現。

会員は野菜のピックアップと同時に、家庭でつくった使いきれない堆肥を農家に提供できる。堆肥を有効活用できるほか、農家とコミュニケーションを取りながら、主体的に野菜づくりに関われる。

テスト運用は、千葉県山武市の農園「農国ふくわらい」と連携して行う。

問い合わせ先/株式会社4Nature
https://www.4nature.co.jp

※掲載している情報は、2021年3月25日時点のものです。

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