日本発の代替肉ブランド「ネクストミーツ」がいよいよアメリカで上場し海外進出を本格化した。これまで「ネクストバーガー」「ネクスト焼肉シリーズ」「ネクスト牛丼」などの代替肉メニューを実現化してきたネクストミーツが、世界に向けて新たな発信を始める。
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日本の代替肉ブランドとして世界展開を進めるネクストミーツが、SPAC(特別買収目的会社)のスキームを活用し、OTCBBのブランクチェックカンパニーを買収。NEXT MEATS HOLDINGSとして、アメリカの証券市場に参入した。
ナスダック市場への上場を果たすことで、世界最大の代替肉ブランドを目指し、今後は世界的に代替肉の開発・普及を進め、関連事業への投資を行なっていく方針だ。
「地球を終わらせない」を理念に掲げ、地球環境の改善と、人類を食糧危機から救うため、代替肉の分野で事業活動を行なってきた同社は、2017年から研究をスタート。
プロダクト完成の2020年に法人化し、日本でのリリースと同時に海外展開も開始している。プラントベースのハンバーガー「ネクストバーガー」のほか、世界初の焼肉用フェイクミート「ネクスト焼肉シリーズ」や植物肉でつくった牛丼「ネクスト牛丼」などを発表してきた。
2020年12月には総合商社「豊田通商」とパートナーシップの基本合意を発表。大学やベンチャー企業と共同で、植物性たんぱく質を食品工学の視点から研究する一方、微細藻類の応用や培養肉の研究など、幅広い代替タンパクの研究開発に着手。
2050年までにすべての肉を代替することをミッションとしている。
問い合わせ先/ネクストミーツ株式会社
https://nextmeats.co.jp/
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