環境を大切にする消費者「グリーンコンシューマー」 いますぐ実践できる10の原則とは

金属製のショッピングカート

グリーンコンシューマーとは、環境に配慮した商品や、環境問題に熱心に取り組む会社やメーカーを選択することによって、エコでサステナブルな市場の確立と環境問題の改善を目指す消費者のこと。ここでは、いますぐ実践できる10の原則をご紹介。ぜひ日々の消費に取り入れてみては。

2021.01.30

グリーンコンシューマーとは

無人のスーパーマーケット

Photo by Mehrad Vosoughi on Unsplash

「グリーンコンシューマー」とは、買い物の際に、環境に配慮した商品やサービス、環境対策に力を入れている会社やメーカーを選択する消費者のこと。

「買い物は社会への投票」という考えのもと、環境対策に力を入れている企業・生産者を消費によってサポートすることで、エコでサステナブルな市場の確立を目的としている。また、グリーンコンシューマーが増えることで、環境に配慮する人や商品が増加し、地球規模の環境問題の改善が期待できる。

グリーンコンシューマーという言葉は、1988年にイギリスで、ジョン・エルキントンとジュリア・ヘインズが共著『グリーンコンシューマー・ガイド(The Greenconsumer Guide)』を出版したことによって、人々に知れ渡った。

当時、ヨーロッパではチェルノブイリの原発事故や北海でのアザラシの大量死、ライン川の汚染、酸性雨の深刻化など、さまざまな環境危機が相次いでおり、環境問題に対して多くの人々の関心が集まっていた。

そんななか、同書が環境のための新たな消費の仕方を提案したことによって、グリーンコンシューマー活動が世界各国でおこなわれるようになったと言われている。

現在、国や自治体、企業、民間団体といった法人組織では、環境に配慮した物品やサービスを購入する「グリーン購入」という取り組みも広がりを見せている。大量購入が多い法人組織の消費が変われば、エコ商品の価格が低下し、新しい商品やサービスづくりに大きな影響を与えるだろう。

グリーンコンシューマー活動が社会に与える影響

スーパーの陳列棚

Photo by Fikri Rasyid on Unsplash

温暖化防止

エアコンや冷蔵庫などの家電製品は「省エネ性能が高いもの」、車は「燃費のよいもの」を選ぶことにより、二酸化炭素の排出量を抑えられる。購入価格は高くなるが、省エネ家電においては電気代が下がり、低燃費車においては自動車税が軽減され、ガソリン代も抑えられるためトータルコストは安くなる。

食品においても、「旬のもの」や「地元のもの」を選ぶことによって、ビニールハウス栽培などで必要となる石油エネルギーや、輸送エネルギーを削減し、温暖化防止に貢献ができる。また、地元の食品を買うことは地域経済の活性化にもつながる。

ごみ削減

買い物をする際は、容器包装ができる限り少なく、ごみの出ないものを選びたい。例えば、包装されていない量り売りの野菜や、個別包装のされていない菓子類、洗えば再び使うことのできるリユース瓶などだ。

ペットボトルやびん、缶などはリサイクルされて環境によいと思われがちだが、リサイクルが進んだ結果、それらの消費量は増え続け、年間400億本にも上っている。さらにリサイクルはリユースびん使用と比較して、約3倍環境への負荷がかかるとも言われている。

グリーンコンシューマーになるための10原則

以下は、グリーンコンシューマー全国ネットワークが推進する、グリーンコンシューマーになるための10の原則である。日々の消費のなかで、ぜひ意識してみてほしい。

1. 必要なものを必要なだけ買う

洋服の衝動買い・食品の買いだめなどの無駄な消費は、資源の減少・ごみの増加につながるため、本当に必要かどうか考えてから買おう。

※掲載している情報は、2021年1月30日時点のものです。

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