書き損じハガキでコンゴ難民の子どもたちに文房具を AAR Japanキャンペーン開始

特定非営利活動法人 難民を助ける会(AAR Japan)は、書き損じはがきや未使用切手を文房具に換えてコンゴ難民に届けるキャンペーンを、12月1日から来年1月31日まで行なっている。紛争によって学びの場が失われている子どもたちに、あたたかな思いを届けたい。

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2020.12.07
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AAR Japan「子どもたちに学びの機会を」 書き損じハガキと未使用切手を回収

コンゴ難民の子どもたち

特定非営利活動法人「難民を助ける会(AAR Japan)」は、12月1日から2021年1月31日まで、コンゴ難民の子どもたちに鉛筆やノートを送る「子どもたちに文房具を」キャンペーンを実施している。

このキャンペーンでは、書損じハガキや未使用切手を集め、それらを文房具に換えて現地へ送る。

コンゴ難民とは、紛争が続くアフリカ中部のコンゴ民主共和国から、隣国ウガンダに逃れた難民。コンゴ東部では、地下資源をめぐる紛争が1990年代から続き、死者は実に600万人超と言われている。

多くの難民が周辺国に逃れ、隣接するウガンダ西武には約40万人が流出している。AARが支援活動を行なっているチャングワリ難民居住地では、児童715人に教室が一つしかない小学校もあり、子どもたちは文房具もなく1冊の教科書を何人かで一緒に使いながら懸命に勉強している。

加えて、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はアフリカにも広がり、ウガンダでも社会生活や人道支援活動に影響が生じ、難民たちの暮らしはますます圧迫されている状況だ。

この支援活動では、書き損じたハガキが10枚あれば、5人の子どもに鉛筆3本とノート2冊を届けることができる。

問い合わせ先/特定非営利活動法人 難民を助ける会
https://www.aarjapan.gr.jp/

※掲載している情報は、2020年12月7日時点のものです。

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