ガーナのスラム街に積み上がる先進国の電子ごみをアートに利用し、現地の環境問題と人権問題の解決に取り組む美術家、長坂真護の作品を観賞し、購入できる常設ギャラリーが11月12日に銀座にオープンする。
ELEMINIST Press
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ガーナの環境問題と人権問題の解決に取り組む美術家、長坂真護。同氏の作品を観賞・購入できる常設ギャラリー「MAGO GALLERY GINZA」が11月12日に銀座にオープンした。
長坂真護は「サステイナブル・キャピタリズム(持続可能な資本主義)」を合言葉に、アート制作を行う美術家だ。作品には、ガーナの首都近郊のスラム街、アグボグブロシーに投棄された電子ごみを利用している。
彼は、2017年にアグボグブロシーを訪れ、1日わずか500円の日当で先進国が捨てた電子機器を燃やして生きる人々を目の当たりにし、強い問題意識を持った。
そして、美術の力をもってその真実を先進国に伝えることを決意。ごみをアートという精神性に置き換え作品にし、その利益をアグボグブロシーの人々に還元。現地の生活の質を向上させる循環の仕組みをつくり出した。
いまでは現地のスラム街での雇用の創出、無料の学校運営、アートミュージアムの開館を実現しており、2030年にはリサイクル工場を建設する目標を掲げている。
MAGO GALLERY GINZA
電話番号
03-6264-5866
住所
〒104-0061 東京都中央区銀座7-4-6 ACN銀座7丁目ビルディング5階
営業時間
定休日
状況により、営業時間が変更になる場合あり。
お問い合わせ先/MAGO GALLERY
https://www.magogallery.online/blank
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