公益財団法人ジョイセフは、アフガン医療連合センターの協力のもと、アフガニスタン、ナンガハール州の小学校でランドセルの配付を再開した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受けたロックダウン以降、初のランドセルの支援となる。
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公益財団法人ジョイセフは、アフガン医療連合センターの協力のもと、アフガニスタン、ナンガハール州の小学校でランドセルの配付を再開した。
日本で役目を終えたランドセルを寄付するもので、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を受けたロックダウン以降、初の支援となる。
今回は支援地域のなかでもテロ活動が活発で、コロナ禍でさらに貧困の悪化が懸念されている地域の小学校を対象とした。
ジョイセフが2004年からランドセルを寄贈しているアフガニスタン、ナンガハール州では、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受け、2020年3月から10月上旬までの半年間、小学校が休校となっていた。
日本からは昨年の冬にランドセルを送っていたが、配付を始めた翌日に学校が閉鎖され、配布の中断を余儀なくされていた。だが、10月中旬に休校が解除され新学期がスタートしたことを受け、現地当局の許可を得てナンガハール州ハスカミナ郡で10月15日から配付が再開された。
今回配付しているランドセルと学用品は、2019年秋から冬にかけてのキャンペーンで集められたものだ。
日本で小学校を卒業した子どもやその保護者のほか、イオンリテール株式会社、他イオン各社、電機連合形県立山形東高等学校生徒会、株式会社ゆうちょ銀行、アスクル株式会社、日本郵船株式会社、その他たくさんの企業・団体が協力した。
ランドセルを受け取るアフガニスタンの子どもたちは、9月に入学を予定していた小学1年生と、今年3月から休校のため通学できなかった2年生と3年生、約3600人を予定しており、すでに1800個を配付した。
今回ランドセルを受け取った子ども、配付されたランドセルを寄贈した人からも、たくさんのメッセージが寄せられ、ジョイセフとアフガン医療連合センターは今後も新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響に配慮しつつ、ランドセルを届けていく予定だ。
ジョイセフのプロジェクトページでは、現在もランドセルの寄付を受け付けている。
お問い合わせ先/公益財団法人ジョイセフ
https://www.joicfp.or.jp/jpn/
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