東京都とバイオームが「東京いきもの調査団 2026秋編」を開始 写真を投稿して台帳づくりに参加

東京都と株式会社バイオームが、デジタル版野生生物目録「東京いきもの台帳」の作成に向けた市民参加型調査「東京いきもの調査団 2026秋編」を2026年10月8日から12月15日まで実施する。

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2026.10.21
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お出かけ先で見つけたいきものを、写真に撮って投稿するだけ

東京都と株式会社バイオームは、デジタル版野生生物目録「東京いきもの台帳」の作成に向け、市民参加型のいきもの調査『東京いきもの調査団 2026秋編』を2026年10月8日(木)より開始した。

秋の行楽シーズンに、お出かけ先で見つけたいきものを写真に撮ってアプリで投稿するだけで、誰でも気軽に「東京いきもの調査団」の一員として調査に参加できる。

いきものコレクションアプリBiome(バイオーム)を活用した本調査は、市民科学(シチズン・サイエンス)の手法を活用し、都市部の生物分布情報を継続的に収集・蓄積する取り組みだ。

調査概要

調査期間:2026年10月8日(木)12:00〜12月15日(火)23:59
対象者:どなたでも参加可能
対象エリア:東京都内全域
クエスト:初級編から中上級者向けまで、合計10個を用意
特典:条件を達成した人を対象に、抽選で景品をプレゼント
参加方法:アプリ「Biome(バイオーム)」内から参加

専用サイト:https://www.ikimono.metro.tokyo.lg.jp/events/2026-autumn/

ゲーム感覚で楽しめる「クエスト」

アプリ「Biome(バイオーム)

クエストとは、いきもの探しをゲーム感覚で楽しめるアプリの機能。都内で対象のいきものを見つけて投稿することで達成できる。達成条件は「バッタの仲間を1種投稿」など、クエストごとにさまざまだ。

秋編クエストの一部
・「みんなで作る!東京いきもの台帳」——目指せコンプリート!都内で対象種を探そう
・「秋の植物観察」——秋の花や実など、見頃を迎える植物を探そう
・「東京の蛾(ガ)」——東京で見られる蛾を探そう

各クエストには、概要が書かれた「ルール」ページと、対象のいきものの探し方が書かれた「ガイド」ページがある。東京の生態系やいきものに関する情報が詰まっており、読み物としても楽しめる。

今年で4年目——昨年度の活動レポートも公開中

東京都では野生生物目録作成プロジェクトの一環として、2023年度に「東京いきもの調査団」を立ち上げた。スマホアプリBiomeを活用した市民参加型調査によるいきもの情報と、専門家による調査や既存の文献・標本データ等を収集・蓄積し、デジタル版野生生物目録「東京いきもの台帳」の作成を進めている。

本取り組みは今年で4年目となり、これまで多くの投稿が台帳作成に活用されてきた。昨年度の成果は「東京いきもの調査団2025活動レポート」として環境局ホームページで公開されている:https://www.ikimono.metro.tokyo.lg.jp/booklet/

「東京いきもの台帳」とは——デジタルマップで都内の生態系を見る

いつどこに、どんな生物が生息しているのかを、デジタルマップ上に表示できる専用ウェブサイト。誰でも簡単に検索し、都内の生態系を学ぶことができる。これまでの東京いきもの調査団で集まった情報も多数活用されている。

2026年10月現在は、トンボ、クモ類、セミ類および植物(暫定版、標本情報の一部)が公表されている。

東京いきもの台帳:https://www.inventory.ikimono.metro.tokyo.lg.jp/
東京いきもの調査団 公式サイト:https://www.ikimono.metro.tokyo.lg.jp/

アプリ「Biome」は累計130万DL、投稿は1,150万件以上

「Biome」は、生物の分布状況を把握し、生物多様性保全の基盤情報として活用していくために開発された、スマートフォン向けの無料アプリケーション。

日本国内ほぼ全種(約10万種)の動植物を収録し、独自の名前判定AIによって撮影した写真から生物の名前を判定する。いきものの写真をゲームのようにコレクションできるだけでなく、図鑑・地図・SNS・クエストを通し、いきもの探しをゲーム感覚で楽しめる仕掛けが詰まっている。

2026年10月現在、アプリは累計130万ダウンロードを突破、ユーザーの投稿は合計1,150万件以上にのぼり、日々生物データが蓄積され続けている。集めたデータは生物多様性の保全のために活用される。

アプリ公式サイト:https://biome-app.com/

散歩の記録が、都市の生物データになる

都市の生物分布を網羅的に把握するには、膨大な人手と時間がかかる。専門家だけでは到底カバーしきれない範囲を、スマホを持った人々の日常の移動が埋めていく——市民科学が成立する条件が、アプリとAI判定によって整ってきた。

公園で見かけた蛾を一枚撮る。その行為が台帳の一行になり、東京の生態系の記録として残る。4年目を迎える取り組みが示しているのは、保全活動への参加の敷居が、確実に下がっているということでもある。

株式会社バイオームは「生物多様性の保全を社会の当然に」を理念に、2017年5月に設立された京都大学発のベンチャー企業。生物多様性に関する独自のビッグデータと可視化技術を駆使し、科学と社会をつなぐプラットフォームを構築・運営している。

問い合わせ先/株式会社バイオーム
https://biome.co.jp

※掲載している情報は、2026年10月21日時点のものです。

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