東京都が、家庭から発生する使用済み食用油を回収し持続可能な航空燃料(SAF)等への活用につなげる「東京油田プロジェクト」を開始。スーパーやマンション、商店街と連携し回収の仕組みを広げていく。

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東京都は、家庭から発生する使用済み食用油を回収し、持続可能な航空燃料(SAF)等への活用につなげる「東京油田プロジェクト」を開始する。
本プロジェクトでは、東京都がスーパー、マンション、商店街など多様な主体と連携し、都民が日常生活の中で使用済み食用油を持ち込みやすい回収の仕組みを広げていく。「東京油田じょうご」や「東京油田普及啓発動画」、「東京ポイント進呈キャンペーン」等で回収参加を呼びかけ、資源循環と脱炭素社会の実現に向けた機運を高める。
本件は「2050東京戦略」の戦略20 ゼロエミッション「サーキュラーエコノミーへの移行」を推進する取り組みとして実施される。
「使用済み食用油は資源である」ことを都民にわかりやすく伝えるため、「東京油田」特設ページを開設するとともに、普及啓発動画を制作した。
動画では、使用済み食用油は資源であることや、持続可能な航空燃料(SAF)等にも生まれ変わることを紹介し、子どもから大人まで幅広い世代に「東京油田の掘り起こし」を呼びかける。特設ページやSNS等で発信していく。
家庭で使用済み食用油をペットボトル等の容器に移し替える際の手間を軽減するため、新たに「東京油田じょうご」を製作した。
使いやすさと親しみやすさを高めることで、「油を捨てる」から「油を資源として持ち込む」行動への転換を後押しする。区市町村の回収所のほか、東京都虹の下水道館等での配布を通じて、都民の回収参加を促進する。
都民が日常の買い物のついでに気軽に参加できるよう、東京都公式アプリと連携し、都内スーパーにおいて使用済み食用油の回収に対し「東京ポイント」を進呈するキャンペーンを実施する。
期間:2026年10月5日(月)〜10月25日(日)10:00〜17:00
場所:スーパーマーケット「ライフ」都内5店舗の回収所(ライフキテラタウン調布店、ライフ千歳烏山店、ライフ東中野店、ライフ東府中店、ライフ府中中河原店)
特典:家庭の使用済み食用油を持ち込み、アンケートに回答した人へ東京ポイント100ポイントを進呈
※キャンペーン期間中、一人あたり上限1日1回、合計3回まで
※キャンペーン終了後も、家庭からの使用済み食用油の回収は引き続き実施
東京都公式アプリ:https://www.tokyoapp.metro.tokyo.lg.jp/
使い終わった油を固めて燃やすか、新聞紙に吸わせて捨てるか。長らくそれが家庭での処理の定番だった。SAFの原料になると知っていても、容器に移す作業がわずらわしくて続かない——そこに「じょうご」を配るという施策は、きわめて具体的だ。
プロジェクト名も要点を突いている。油田という言葉を使うことで、台所に残った油が「ごみ」ではなく「採掘されていない資源」として見え方を変える。スーパーという日常の動線に回収所を置き、ポイントで最初の一歩を押す。仕組みと呼び方の両面から、行動の転換を設計している。
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