阪神梅田本店が2026年10月21日から26日まで「にっぽん食むすび〝輪島の食祭〟輪島がいまできること」を開催。漆器や食の店舗が計11店登場し、輪島の〝いま〟を伝える。

ELEMINIST Press
最新ニュース配信(毎日更新)
サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。

紙製コーヒーポッドで「おうちスターバックス」体験を
阪神梅田本店1階 食祭テラスにて、「にっぽん食むすび〝輪島の食祭〟輪島がいまできること」が2026年10月21日(水)から26日(月)までの6日間、開催される。
令和6年能登半島地震から約3年。前を向いて歩み続ける輪島の人々の「今できることをやりたい」「職人が活躍する機会を作りたい」など、さまざまな思いを受けて輪島の魅力を発信してきた本催事。
3回目となる今回は、『復興支援』の枠組みを超え、地域と対等なパートナーとして未来へつなぐ転換を図り、漆器や食の店舗が計11店登場する。
「にっぽん食むすび」は、毎回テーマを設け日本の食文化の魅力を伝えるイベント。「そ/s/KAWAHIGASHI」の中東篤志氏が手掛ける料理や、リカー売場バイヤー・山口氏がセレクトした日本各地のお酒、ナビゲーター・真造氏の食にまつわるトークなどをもとに、食の持つ奥深さに迫る。
出店するのは「輪島キリモト」(漆器)と「わじま工迎参道」(漆器)。
震災で大きな被害を受けた輪島キリモトの〝漆のスタジオ〟は、漆ミュージアムをテーマにした新しい空間となって復活した。また、傷ついた漆器を救い出し新たな命を吹き込む〝輪島塗レスキュー&リボーン〟の取り組みも継続し、漆器の新たな価値を提案している。
2017年から続く「わじま工迎参道」では、若手職人が新しい輪島漆器の魅力を発信している。
「芽吹食堂」(創作料理)は、「mebuki-芽吹-」の姉妹店で、空港駐車場の仮設飲食店街NOTO MORIの中にある店。代表の池端隼也氏は、人と自然が調和するこの地の文化を伝え、土地の恵みを味わう特別な体験を求める人を輪島に呼び込もうと精力的に活動している。能登豚のカツカレー(1人前2,420円)、七面鳥ラーメン(1杯2,200円)などを提供する。
「南谷良枝商店」は、震災で店を失った時、出張朝市で温かく迎えてくれた金沢市金石に支店を構えた。店内は自慢の味に加え仲間の商品も並べ、地域全体で立ち上がるための温かな支援の輪を広げてきた。天然能登ふぐの昆布締め(1,944円)、天然能登ふぐの醤油干し(1,944円)、いかの麹漬け・塩辛〈柚子入り〉(1,296円)、能登産いわしの煮付け(1,080円)など。
【輪島の食祭限定】まんでうまい食堂by「そ/s/KAWAHIGASHI」では、カリナリーディレクター・中東篤志氏が手掛ける限定メニューが登場する。
「南谷良枝商店」のイワシの煮付けなどの魚介を中心に、地元産の米〝能登ひかり〟や「谷川醸造」の味噌など、輪島づくしの素材を結んだ贅沢な特別定食。こだわり抜いたできたての味をイートインで楽しめる。
まんでうまい わじま御膳(5種のおかず、刺身盛り合わせ、ふぐステーキ、白飯、輪島あおさ汁)3,250円
まんでうまい 酒の肴 1品 660円から
「南谷良枝商店」のイワシの煮付けなど
「ラポール デュ パン」は、困難を変化のチャンスと捉え、外国産が主体だった小麦を国内産に目を向けるなど、素材に向き合う原点回帰をした。ナビゲーター・真造氏の〝お酒のあてになるパンを〟というオーダーで誕生した限定パンは、サクッとしたクロワッサン生地にチーズと海苔をのせ、「谷川醸造」の醤油で香ばしく焼き上げた大人の味わい。海苔とブリーチーズ(1個378円)、クロワッサン(1個451円)など。
「谷川醸造」は、震災で倒壊した蔵の跡地に、ついに真新しい蔵が誕生した。キウイビール(330ml・990円)、谷川醸造あられ(1袋378円)、新作のエスニックだれ(145ml・951円/有機カンポットペッパーとレモンを効かせ、爽やかな酸味の後に胡椒の心地よい刺激が広がる)などを販売する。
「白藤酒造店」は、震災から2年半。釜や建物の修理をなんとか終え、酒造りを再開した。人手不足や物価高騰など不安はある一方で、この土地で酒を醸し続けることへの深い愛と情熱がにじむ。特別純米酒(720ml・2,200円)、特別純米酒 八反錦(720ml・2,420円)、純米吟醸(720ml・2,750円)、純米大吟醸(720ml・4,180円)、貴醸酒2025(500ml・3,520円)。
「ハイディワイナリー」は、震災でレストランが全壊するなどの被害を受けたが、来年7月頃の再開へ向けて、眼下に海が広がる美しいブドウ畑では木々が力強く復活を遂げ、今年の収穫量や品質も十分に戻ってきているという。クララ2024(750ml・5,720円)、相承ブラン2024(750ml・4,950円)、カルテット レッドブロッサム 2024(750ml・3,080円)、相承ルージュ 2024(750ml・4,950円)、カルテット スパークリングフラワー 2024(750ml・4,180円)。
「こめとわベーグル」は、震災後、情報が途絶えた町に活気を取り戻そうと「まちのラジオ」を立ち上げた。今でも地域の交流拠点として人々の心をつないでいる。今回、会場に特設ラジオブースが登場し公開放送をするだけでなく、自家栽培する地元産米〝能登ひかり〟を丹念に挽いた米粉を使ったスコーンやクッキーも販売する。米粉と自家製酵母のスコーン(チョコチップ/抹茶&ホワイトチョコ/アールグレイ&オレンジピール 各443円)、米粉ときな粉のスノーボール(292円)、米粉のあんちょこクッキー(292円)。
「輪島朝市横丁」は、朝市の味を再現したもえる肉まんが、NPO法人〝紡ぎ組〟の活動資金となる一方で地域を元気づけてきた。現在は廃校を拠点に、廃材を利用して店舗兼バーを作り、草木染め体験なども展開し、土地に寄り添いながら人々の温かな交流と笑顔を育んでいる。もえる肉まん(1個432円)、たまごまん(1個432円)※各日販売予定数100。
催事名:にっぽん食むすび「輪島の食祭」輪島がいまできること
会期:2026年10月21日(水)〜26日(月)
会場:阪神梅田本店 1階 食祭テラス
出店数:漆器・食の店舗 計11店
公式URL:https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/str/index.html
食祭テラス公式Instagram:https://www.instagram.com/hanshin_1ffoodevent/
仮設の飲食店街で店を開く、金沢に支店を構える、廃校を拠点にバーをつくる、倒壊した蔵の跡地に新しい蔵を建てる。並んでいるのは「復興の経過報告」ではなく、それぞれの場所で選び取られた次の一手だ。
傷ついた漆器を直して新たな価値を与える「レスキュー&リボーン」も、廃材で店をつくることも、あるものを使い切る工夫という点では地続きにある。3回目にして「復興支援の枠組みを超える」と明言したことに、この催事の現在地が表れている。
問い合わせ先/株式会社阪急阪神百貨店 阪神梅田本店
https://web.hh-online.jp/hanshin/contents/str/index.html
ELEMINIST Recommends