コメ兵がリユース意識調査 利用率は約7割へ拡大し「安さ」から「価値を楽しむ消費」へ

コメ兵リユース意識調査

コメ兵が全国20代〜70代の男女443名を対象に「2026年 リユースに関する意識・実態調査」を実施。利用経験率は70.9%に拡大し、リユースの役割が節約から「モノの価値や体験を楽しむ消費」へ変化している実態が明らかになった。

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2026.08.08
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8月8日「リユースの日」に合わせて443名を調査

コメ兵リユース意識調査

株式会社コメ兵は、8月8日の「リユースの日」に合わせて、全国の20代〜70代の男女443名を対象に「2026年 リユースに関する意識・実態調査」を実施した。

調査の結果、リユースの役割が単なる「安さや節約」を目的とした生活防衛から、モノ本来の「価値や体験を楽しむ消費」へと変化を遂げている実態が浮き彫りとなった。特にリユースを日常的に利用する日常利用層では、モノをリセール前提の「資産」として捉え、価値を維持しながら売買を行い循環させる行動が定着。また、売却で得た資金は旅行や外食などの体験に充てる傾向が見られ、新しい循環型のライフスタイルが広がっていることがうかがえる。

※日常利用層=モノの売却(買取・出品)を「日常的に行っている(月に数回以上)」と回答した層/年一利用層=「まれに行っている(年に1回以下)」と回答した層

調査サマリー

項目結果
リユース利用経験率70.9%に拡大。「買取・出品」の経験率は前年比7.2pt増加
リユース品を選ぶ理由「安さ」60.1%(前年比7.7pt減少)。一方「使用感・風合いの魅力」11.4%が増加
不要になった際の扱い日常利用層の87.1%が「再売却」と回答(年一利用層の2.4倍)
売却で得た資金の使い道日常利用層は「旅行」「外食」などの体験消費が上位。年一利用層は「生活費」34.6%が最多で、日常利用層(6.1%)の約5.7倍
購買心理「憧れブランドも選択肢に入る」36.5%、「賢い選択をした満足感がある」30.4%

利用経験率70.9%——「安さ」重視は減少、質感や買い物体験に価値

コメ兵リユース意識調査

過去にリユースショップやフリマアプリ等で「購入」または「売却(買取・出品)」をしたことがあるか尋ねたところ、利用経験率は全体で70.9%に達した。特に不用品を「手放す(買取・出品)」経験率は55.1%となり、前年比で7.2pt増加。モノを売る行動が人々の日常的な選択肢として定着している実態がうかがえる。

また、新品ではなくあえてリユース品を選ぶ理由については「価格が安いから」(60.1%)が最多となったものの、前年調査(67.8%)から7.7pt減少した。一方で「使用感・風合いが魅力に感じるから」(11.4%)などの回答が増加傾向にあり、単なる「価格の安さ・節約」だけではなく、リユースならではの質感や買い物体験そのものに価値を見出す視点への変化が見られる。

コメ兵リユース意識調査

日常利用層は8割超が「再売却」前提。手入れの知識も重視

コメ兵リユース意識調査

購入したリユース品が不要になった際の扱い・手放し方について尋ねたところ、日常利用層の87.1%が「再売却を前提に扱い、不要になったらまたリユースに出す」と回答した。これは年一利用層(36.4%)の2倍以上の割合であり、日常的に利用している人ほどリユース品を使い捨てず、再び市場へ巡らせる循環構造が定着していることを示している。

さらに、再販価値を意識して購入する際のリテラシーとして重要な項目を尋ねたところ、日常利用層の60.0%が「リユース可能な商品の取り扱い方や手入れの方法を理解していること」と回答。年一利用層(22.2%)の2.7倍にあたり、買い物の段階から将来の再売却を見据え、モノの価値を損なわないためのケアや知識を強く意識している実態が浮き彫りとなった。

コメ兵リユース意識調査

売却資金の使い道——「生活費」は日常利用層でわずか6.1%

コメ兵リユース意識調査

不用品の売却によって得た資金の使い道について尋ねたところ、日常利用層では「国内・海外旅行の旅費」や「贅沢な食事」が上位を占め、得たお金を自分の特別な体験やご褒美消費へと還元している実態が明らかになった。一方、売却資金を「日々の生活費」に充てると答えた割合は日常利用層でわずか6.1%にとどまり、年一利用層(34.6%)と比較して約5.7倍の大きな開きが生じている。リユースを日常的に活用する層にとって、不用品の売却は「生活防衛(節約)」のための手段ではなく、「暮らしや体験をより豊かにするための循環投資」として機能していることがうかがえる。

「いざとなったらまた売ればいい」——罪悪感の少なさが後押し

コメ兵リユース意識調査

物価高が続くなかでも、リユースを活用することで買い物に対する心理的ハードルや無駄遣いの罪悪感が解消され、「憧れのアイテムを手に入れる」「賢い選択を楽しむ」といった前向きな消費行動へとつながっている様子が見て取れる。

調査概要

項目内容
調査内容リユース活用実態調査
調査期間2026年7月24日(金)〜7月29日(水)
調査人数443名
調査対象全国の20代〜70代の男女
調査機関株式会社ジャストシステム「Fastask(ファストアスク)」
調査手法インターネット調査

モノを「次の使い手へつなぐ資産」として捉える意識へ

今回の調査では、リユースの役割が単なる「物価高における節約手段」から、モノの価値や買い物そのものを楽しむ前向きな消費へと変化している実態が明らかになった。特に日常利用層では、モノを「売却価値を維持しながら次の使い手へつなぐ資産」と捉える意識が定着。売却価値を保つために定期的なメンテナンスを行い、売却によって得た資金は生活費ではなく旅行や外食などの体験に充てる傾向が見られた。

KOMEHYOが提唱する「リレーユース」はこうした価値観と親和性が高く、モノが人から人へ受け継がれながら価値を循環させる新たな消費スタイルとして、今後さらに広がっていくことが期待される。

手放すことを前提に買う。そのために手入れを学ぶ。所有の仕方そのものが変わりつつあることを、数字が静かに裏づけている。

調査結果の詳細やデータ分析はKOMEHYO公式noteで公開されている。

問い合わせ先/株式会社コメ兵
https://komehyo.co.jp

※掲載している情報は、2026年8月8日時点のものです。

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