イオンモールが国内全159拠点で実質再生可能エネルギー100%を達成 グループ比率は68%へ

イオンが2025年度末までに国内のイオンモール全159拠点で実質再生可能エネルギー100%を達成。グループ全体の実質再エネ比率は68%に到達し、全国約2,000拠点にオンサイト太陽光発電を設置している。

ELEMINIST Press

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2026.07.29

2021年に掲げた目標を達成——出店で拠点が増えるなかでも全159拠点をカバー

イオンは「イオン 脱炭素ビジョン」に基づき、グループ全体での脱炭素化に向けた取り組みを推進している。2021年に掲げた「2025年度までにイオンモール全拠点で実質再生可能エネルギー100%」の目標に向けて取り組みを進め、2025年度末までに国内のイオンモール全拠点で達成した。

2021年の目標設定時点でのイオンモールは155拠点。その後の出店により拠点数が拡大するなかにあっても、国内イオンモール全159拠点(2026年5月末時点)において実質再エネ100%を達成している。

達成にあたっては、平面駐車場へのソーラーカーポートの導入(16拠点)や、地域の遊休地等を活用した分散型太陽光から92拠点へ供給するなど、複数の手法を組み合わせて安定的な再エネの調達を実現した。

EVから店舗へ電力を戻す「V2AEON MALL」——お客さま参加型の再エネ循環

イオンモール全拠点での実質再エネ100%達成を踏まえ、再エネを活用した地域内でのエネルギー循環の取り組みをさらに推進する。来店客は「再エネEVステーション」で再エネ由来の電力によりEV充電を利用できる。

さらに一部のイオンモールでは「V2AEON MALL(車からイオンモールへ放電)」を通じて、EVに蓄えた家庭の余剰電力をイオンモールへ供給することも可能となる。お客さまから店舗へエネルギーを融通することで、参加型の再エネ循環を創出し、地域における再エネ有効活用と地域全体での脱炭素化を推進する狙いだ。

「再エネEVステーション」は、EV充電器やV2AEON MALL、ソーラーカーポートをはじめとする太陽光発電設備を集約した拠点。単なる充電スポットにとどまらない、地域における再エネスポットとしての役割を担う。

グループ実質再エネ比率68%、全国約2,000拠点にオンサイト太陽光

イオンモール全拠点での100%達成を踏まえ、2026年5月末時点においてグループ全体での実質再エネ比率は68%となった。今後も再エネ比率のさらなる向上を目指し、グループ各社においても再エネ導入を積極的に進める。

また「イオン 脱炭素ビジョン」の具現化に向けた取り組みのひとつとして、グループ各社の店舗・施設への太陽光発電設備(オンサイト)の設置を進めており、全国約2,000拠点で設置が完了している。今後も屋根上太陽光、ソーラーカーポート等の設置拡大を継続する。

2040年に店舗のCO2排出を総量ゼロへ——商業施設が地域の電力を回す起点になる

イオンは「イオン 脱炭素ビジョン」のもと、2040年までに店舗で排出するCO2等を総量でゼロにする目標の達成に向け、引き続き取り組みを加速する。再エネの導入拡大に加え、省エネ設備の更新やIoTを活用したエネルギー管理の高度化など、省エネ・創エネの両面から取り組みを推進していく。

買い物のついでにEVを充電し、家庭で余った電力をモールに戻す。商業施設が電力の消費地から地域のエネルギーハブへと役割を変えていく動きが、全国159拠点というスケールで具体化しつつある。「イオン 脱炭素ビジョン」は2018年に策定されたもので、店舗、商品・物流、お客さまとともにの3つの視点で温室効果ガス排出削減に取り組んでいる。

※掲載している情報は、2026年7月29日時点のものです。

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