蓼科カラマツの間伐材がGREEN×EXPO 2027の外壁材に採択 森と都市をつなぐ循環モデルを発信

東急不動産が長野県蓼科で展開する森林循環プロジェクト「蓼科カラマツ」の間伐材が、GREEN×EXPO 2027の横浜市出展「建物空間を活用した発信拠点」外壁材に採択。デベロッパー初のJ-クレジット取得実績を持つ森と万博会場が循環でつながる。

ELEMINIST Press

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2026.07.22

50年を経た蓼科のカラマツが横浜の万博会場へ——地域の森が「Forest to Life」を体現する

Forest to Life

東急不動産株式会社が体感型サステナブルリゾート「東急リゾートタウン蓼科」(長野県茅野市)で展開する森林循環プロジェクト「蓼科カラマツ」の間伐材が、GREEN×EXPO 2027(2027年国際園芸博覧会)の横浜市出展「建物空間を活用した発信拠点」の外壁材として採択された。カラマツの素材としての価値に加え、地域資源を活用し循環型社会および脱炭素社会の実現に貢献するプロジェクトとして評価されたものだ。東急リゾートタウン蓼科および周辺の森では、高度経済成長期に植えられたカラマツが約50年を経て伐期を迎えながら、担い手不足などにより森の維持が課題となっていた。

デベロッパー初のJ-クレジット・自然共生サイト認定——東急不動産8年間の森林管理の実績

東急不動産は2018年から森林経営計画に基づく森林管理・林業に取り組み、デベロッパー初のJ-クレジット認定取得を実現した。また環境省「自然共生サイト」認定も取得し、保全活動を通じて1,699種の動植物を確認している。今回採択された「蓼科カラマツ」は2026年4月21日にローンチした地域共創プロジェクトで、地域の人工林の適切な間伐によって森林のCO2吸収力を高める「脱炭素」と、間伐材を地域内で製材・加工し建材として活かす「循環型社会」の両面に寄与する。東急不動産はサプライチェーンの上流(森林の管理・伐採)と下流(建材としての利用)の両方を担うことで、持続可能な仕組みの構築に取り組んでいる。

「伐る・加工する・届ける・また育てる」——地域事業者と共につくる蓼科カラマツの循環

「蓼科カラマツ」による地域経済活性化

「蓼科カラマツ」は伐る・加工する・届ける・また育てるという循環を地域事業者と連携しながら実践する地域共創プロジェクトだ。地域の「経済性」と森林保全観点での「社会性」を両立させることが、持続可能な取り組みの実現につながると考えている。東急リゾートタウン蓼科のインフォメーションセンター「TENOHA蓼科」では、家具や壁材にタウン敷地内で採れた蓼科カラマツの間伐材を100%使用し、「地域で育ち、地域で活かす」資源の地域循環モデルをすでに体現している。蓼科エリアに広がるカラマツ人工林を地域の財産として再注目し、地域の事業者とサプライチェーンを構築することで地域経済の活性化にも貢献する。

GREEN×EXPO 2027での発信と会期後の資源循環——外壁材が未来へつなぐまで

会期中(2027年3月19日〜9月26日、旧上瀬谷通信施設)は、横浜市出展敷地内での外壁材利用を通じて、提供木材の背景にある森林保全の取り組みや森と共に暮らすライフスタイルの魅力を来場者に発信する。外壁材については閉会後も横浜市が公共施設等での活用を検討しており、会期後もその価値を未来へつないでいくことを目指す。さらに蓼科カラマツの循環モデルを他地域へも展開することで、都市と森林地域をつなぎ、どこにいても自然との接点を暮らしの中につくる「Forest to Life」の実現を推進していく。GREEN×EXPO 2027の来場者数は有料来場者1,000万人以上を想定しており、国内外に広く循環型森林活用モデルを発信する機会となる。

問い合わせ先/東急不動産株式会社
https://karamatsu.tateshina-tokyu.com/

※掲載している情報は、2026年7月22日時点のものです。

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