オルビスとZOZOが中学生向けに「もったいない」講座 異業種共創で次世代教育

オルビスとZOZO無料講座

オルビスとZOZOが千葉大学附属中学校で「もったいない」をテーマにした特別講義を共催。ビューティーと服の「つくる側」「売る側」それぞれの環境配慮を紹介し、25名の生徒が持続可能な消費について考えた。

ELEMINIST Press

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2026.07.08

「つくる」×「売る」が教えた引き算の消費——生徒25名が見つけた「もったいない」の新しい意味

オルビス株式会社と株式会社ZOZOは2026年6月17日(水)、千葉大学教育学部附属中学校にて学年混合の生徒25名を対象に、「もったいない」をテーマとした特別講義を共同開催した。本講座は同校の探究学習の一環として実施されたもので、ビューティー(美容)とファッションを題材に、「つくる」側のオルビスと「売る」側のZOZOそれぞれの視点から持続可能な生産・消費のあり方を学ぶ機会を提供した。近年BtoBでの販路を拡大するオルビスと、ファッションECを通じて新たな購買体験の創出に取り組むZOZO。ビューティーとファッションという異なる業界が協力し、次世代への環境教育を行う新たな取り組みだ。

オルビスが伝えた「引き算の美」——パッケージを一回り小さくする、デザインの環境配慮

オルビス商品企画部・プロダクトデザイングループ グループマネジャー 小林洋巳氏は、デザインの力で資源の「もったいない」を減らす工夫を紹介した。人気商品「オルビス リンクルブライトUV プロテクター」などを例に、開発パートナー企業と共に取り組んだプロダクトデザインの考え方を解説。パッケージを従来品より一回り小さく設計することで資源使用量を削減し、さらに配送時の段ボール箱のサイズ最適化にもつなげた事例を紹介した。見た目の美しさや機能性だけでなく環境配慮も叶えるものづくりの姿勢、そして本当に必要なものを見極める「引き算の視点」を持つことの大切さを生徒に伝えた。

ZOZOが伝えた「選びやすさと循環」——ZOZOMATと「買い替え割」でムダをなくす仕組み

ZOZOソーシャルフレンドシップ部 FFY(FUTURE FOR YOU)ブロック 李銀珠氏は、計測技術の活用や衣料品循環の仕組みづくりを通じたオンラインショッピングの「もったいない」削減策を紹介した。「ZOZOMAT」で自分に合った靴のサイズ選びをサポートし、返品・交換による物流コストや梱包資材の使用を抑制して環境負荷低減にもつなげていること。さらに下取りサービス「買い替え割」を通じて新品と古着がZOZOTOWN上で循環する仕組みを構築し、廃棄の抑制に取り組んでいることを紹介した。企業が消費者のより良い選択を支える役割についても伝え、生徒の消費行動を考える視点を広げた。

「空間も時間もお金も、もったいない」——生徒25名が発表した等身大のアクション

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講義を受けた生徒たちは「自分たちにできる、もったいないを減らす行動」を発表。使用頻度が少ない学校施設を有効活用する方法、SNSに費やしてしまう時間を有意義に使う方法など、モノに限らず空間・時間・労力にまで視点を広げたアイデアが多数共有された。近年「もったいない」という言葉は、限りある資源を大切に使うという意味だけでなく、身の回りにあるさまざまな価値を大切にする考え方へと広がっている。生徒からは「普段使っている商品は、たくさんの人が関わり考えを重ねながらつくられていることを知った」「企業が商品を工夫することで、私たちがより良い選択をしやすくなることを学んだ」といった声が寄せられた。

講師コメント——「生徒から逆に気づきをもらった」異業種コラボが生んだ学びの双方向性

オルビス 小林洋巳氏(左)とZOZO 李銀珠氏

オルビス 小林洋巳氏(左)とZOZO 李銀珠氏

オルビス 小林洋巳氏のコメント:「今回は生徒たちに知識を届ける立場で講義をしたが、むしろ私自身の方が多くの気づきをいただく機会となった。講義の中で紹介した取り組みは、社内では当たり前と思われていることばかり。しかし生徒たちの反応を通じて、その工夫が本来持つ価値の伝え方について改めて考えるきっかけになった。本当に必要なものを見極める視点が、これからの生徒たちの暮らしの選択につながっていけば嬉しい。今回いただいた声を、今後の商品づくりにも生かしていければと思う」

ZOZO 李銀珠氏のコメント:「ZOZO とオルビスがそれぞれ異なる立場から『もったいない』について考えることで、商品が生まれてから生活者の手に届くまでの過程や、その背景にある工夫を伝えることができた。生徒のみなさんからは、日常生活の中で実践できるさまざまなアイデアが寄せられ、私たちにとっても新たな気づきや学びを得る貴重な機会となった。今後もさまざまなステークホルダーとのつながりを活かしながら、次世代が環境課題について考え、自分にできる行動を見つけるきっかけづくりに取り組んでいく」

問い合わせ先/オルビス株式会社
http://www.orbis.co.jp/

※掲載している情報は、2026年7月8日時点のものです。

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