ユニクロ「PEACE FOR ALL」が難民映画基金と連携 UNHCR協働20年で支援を拡充

ユニクロと河合優実氏

世界難民の日(6月20日)に合わせ、ファーストリテイリングがUNHCRとの協働20年を機に難民支援を拡充。PEACE FOR ALLに難民映画基金が参画し、俳優・河合優実さんがUNIQLO FLOWERチャリティキャンペーンに参加する。

ELEMINIST Press

最新ニュース配信(毎日更新)

サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。

2026.06.22

世界で1億1,780万人が故郷を追われる今——ユニクロが難民支援20年の節目に活動を拡充

ファーストリテイリンググループは2026年6月18日(木)、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と共催で「FAST RETAILING ×UNHCR 共同メディア説明会」をTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催した。6月20日の「世界難民の日」に先立ち、4年目を迎えるチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」の取り組みと新たな連携を発表。2025年末時点で紛争や迫害によって故郷を追われた人は世界で1億1,780万人に上り、世界的な支援資金の縮小のなか難民はこれまで以上に厳しい環境に置かれている。

PEACE FOR ALLに「難民映画基金」参画——寄付総額30億円・販売1,000万枚を達成

ユニクロのチャリティTシャツプロジェクト「PEACE FOR ALL」は2022年にスタートし、著名人がボランティアでデザインしたTシャツを全世界で販売。売上の全額(1枚あたり日本定価の20%相当)を貧困・紛争等で被害を受けた人々を支援する団体へ寄付している。寄付総額30億円・販売枚数1,000万枚を達成し、6月19日(金)には5柄の新作を発売した。

新たに「難民映画基金(Displacement Film Fund)」がPEACE FOR ALLの支援先として参画。ファーストリテイリングは2025年・2026年に各10万ユーロ、合計20万ユーロを寄付しており、2026年10月の東京国際映画祭では2025年に選出された5人の映画監督による全5作品の日本初上映が決定している。

緊急支援10億円・衣料6,371万点・1,052人の難民女性が自立——多層的な支援の実績

2025年、UNHCRの要請を受け柳井正個人がスーダン・ミャンマー危機に対し10億円を寄付。食料・住居・医療・衛生の支援に充当された。衣料支援では81の国や地域に累計6,371万点を寄贈し、2026年3月にはモーリタニアへ137万点の衣料を提供した。

バングラデシュのロヒンギャ難民女性自立支援プロジェクトでは、2022年から2025年末までに1,000万枚以上のサニタリーナプキンや下着を生産し、累計1,052人の難民女性が手当を得た。2026年からは難民キャンプで高等教育準備プログラムと栄養支援も開始する。また、日本国内のユニクロ・ジーユー店舗やイノベーションファクトリーでも難民の雇用を行っている。

俳優・河合優実とともに花で届ける支援——「UNIQLO FLOWER × 世界難民の日」

俳優・河合優実

俳優の河合優実さんが2026年1月、ファーストリテイリングとUNHCRの難民キャンプ訪問プログラムに参加し、ロヒンギャ難民女性の自立支援縫製センターを訪問。その経験をきっかけに「UNIQLO FLOWER × 世界難民の日」チャリティキャンペーンへの参加が決まった。

2026年6月19日(金)から6月30日(火)の期間中、UNIQLO FLOWER取扱い店舗(6月18日時点26店舗)で「世界難民の日ギフトバッグブーケ」(990円)を購入すると、1つにつき300円がUNHCRを通じてロヒンギャ難民の自立支援縫製センターに寄付される。河合さんは「お花を通して共感の輪が広がれば嬉しい」とコメントしている。

問い合わせ先/株式会社ユニクロ
https://www.fastretailing.com/jp/sustainability/

※掲載している情報は、2026年6月22日時点のものです。

    Latest Articles

    ELEMINIST Recommends