京都で日本初のゼロウェイストスーパーを運営する斗々屋がB Corp™認証を取得した。量り売り・リユース容器・食品ロス削減の実践が国際評価を受け、企業向けサーキュラーエコノミー視察プログラムも強化する。

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株式会社斗々屋(京都市)は、社会・環境への高い配慮と透明性を備えた企業に与えられる国際認証「B Corporation™(Bコープ)」を取得した。2021年に日本初のゼロ・ウェイスト スーパーマーケットとして京都店を開業し、量り売り・リユースデポジット容器・食品ロス削減・生ごみ循環などを通じて使い捨てに頼らない店舗運営を実践してきた。B Corp™認証取得を機に、企業・自治体向けの循環型経営視察プログラムを強化し、年間100社規模の受入れを目指す。
世界各国でサーキュラーエコノミーへの移行が加速している。国連ではプラスチック汚染対策に向けた国際条約の議論が進み、欧州を中心にリユースや資源循環を促進する制度整備が進む。日本でもGX(グリーントランスフォーメーション)やサーキュラーエコノミー政策が成長戦略として位置づけられ、企業には資源制約・経済安全保障を見据えた事業変革が求められている。
多くの企業では「何から始めればよいかわからない」「環境活動が事業成果につながらない」「継続できる仕組みがつくれない」などの課題を抱えており、斗々屋は創業以来の実装経験を通じてこれらの壁を乗り越えてきた。現在は小売業にとどまらず、企業・自治体のサーキュラーエコノミー移行支援事業も展開している。
従来は量り売りやデポジット容器など個別の取り組み説明が中心だったが、B Corp™認証取得を機に「循環型経営」の視点から体系的に学べる有償視察プログラムとして再構築した。店舗見学だけでなく、なぜその仕組みを導入したのか・顧客や従業員をどう巻き込んでいるか・課題や失敗も含めた学びと、環境負荷低減と事業性の両立について実際の運営現場で解説する。対象は小売業だけでなく、製造業・建設業・金融・IT・教育・自治体など業種を問わない。
オフィス斗々屋:量り売りやリユースの考え方を取り入れた循環型福利厚生サービス。社員の行動変容を促しながらサーキュラーエコノミーへの第一歩を支援する。
Circular Water Project:アルミボトル缶を活用し、使い捨てプラスチック削減と循環型社会への移行を支援する企業向けプロジェクト。
デポジット・リユース容器の社会実装:店舗で培ったリユース容器運用の知見を活かし、企業や地域社会における循環型インフラの構築を推進。
企業向け循環型経営視察プログラム:実際に運営されている循環型店舗を体験しながら、自社で何から始めるべきかを学ぶ実践型プログラム。
循環型店舗モデル・フランチャイズ事業:量り売り・食品ロス削減・リユース容器を組み合わせた循環型店舗モデルの展開で地域ごとの循環型経済の実装を支援。
「目の前の食品ロスを減らしたい。使い捨てを減らしたい。生産者が持続できる仕組みをつくりたい。そうした日々の実践の積み重ねが、今回のB Corp™認証取得につながったと考えている。日本ではサーキュラーエコノミーという言葉は広がりつつあるが、実際に事業として実装されている事例はまだ多くない。だからこそ理念を語るだけでなく、実際に運用できる仕組みをつくり続けたい。京都店はゴールではなく、社会実装のための実験場だ。循環は理念ではなく構造へ——持続可能な社会を実現するための実装者として挑戦を続ける」
問い合わせ先/株式会社斗々屋
https://totoya-zerowaste.com
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