本田技研工業株式会社(Honda)が2006年に開始したビーチクリーン活動が20周年。累計8万人・592トンのゴミ回収を達成し、今秋からは子ども用ビーチクリーナーを試験導入。「素足で歩ける砂浜を次世代に残す」活動がさらに進化する。

ELEMINIST Press
最新ニュース配信(毎日更新)
サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。
本田技研工業株式会社(以下、Honda)が展開する「Hondaビーチクリーン活動」が2026年に20周年を迎えた。「素足で歩ける砂浜を次世代に残したい」という思いから2006年に開始し、全国222カ所・484回・延べ8万人が参加、回収したゴミの総量は592トンに達する(2026年3月末時点)。今秋からは新たに開発した「子ども用ビーチクリーナー」を試験導入し、世代を問わず誰もが楽しんで参加できる活動へとさらに進化させる。
活動の原点は、漂着ゴミで溢れる砂浜を見たHondaのATV開発技術者が「技術の力でなんとかしてきれいにできないか」と考え、独自に「Hondaビーチクリーナー」を開発したことだ。2006年に従業員・OBら15名の「ビーチクリーンキャラバン隊」として活動を開始し、現在は全国各地の地域住民とともに年間7,000人を超える規模に成長した。
近年は排出ガスを出さない電動モビリティの試験導入や、ゴミ拾いにスポーツ要素を取り入れた「Honda Beach Clean with スポGOMI」の開催(2023年〜)、さかなクンの応援団長参加(2024年〜)など、活動の幅を広げ続けている。
20周年を迎える2026年秋、子どもたちの「環境を大切にする心」を育む新たな試みとして「子ども用ビーチクリーナー」を初導入する。子どもでも運転可能なATV「TRX90」を牽引車とし、ゴミをかき集める熊手の役割を果たす「ミニサンドレーキ」を組み合わせた車両だ。これまで手拾いでの参加に限られていた子どもたちが、モビリティに乗る楽しさやワクワク感を味わいながら砂浜を清掃できるようになる(対象:10〜15歳かつ身長130cm以上)。
サンドレーキは底部の多数のピンが砂を掘り起こし、砂中に埋もれたゴミを回収する熊手型機材(重量約30kg・ピン長10cm)。
サンドスクリーン(通称「バタバタ」)は前部の鉄バーが小さなゴミを跳ね上げ、網の振動で砂をふるい落としてゴミだけを回収する(重量約70kg)。
回転式スクリーン(通称「ぐるぐる」)は波打ち際など湿った砂の場所でも使えるドラム型ツール。
シャカシャカは砂と細かいゴミを振るだけで分別できる手持ちツールで2024年に導入された。
これらの機材により、ガラス片・釘・マイクロプラスチックの原因となるペットボトルなど多様なゴミを回収している。
問い合わせ先/本田技研工業株式会社
https://www.honda.co.jp/beachclean/
ELEMINIST Recommends