JR西日本、「せとうちパレットプロジェクト」を推進 世界発信と人財育成で持続可能な瀬戸内エリアへ

JR西日本グループは、世界的ブランドコンサルと連携したせとうちの海外プロモーションと、地域キーパーソン育成プログラムを始動。持続可能な地域づくりに向けたファイナンスの仕組みも整えている。

ELEMINIST Press

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2026.03.19

JR西日本、「せとうちパレットプロジェクト」を推進 人財育成とファイナンスで持続可能な地域づくりへ

西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)グループは、長期ビジョン2032が掲げる「持続可能な社会」の実現に向け、「せとうちパレットプロジェクト」を推進している。美しい海や島々、豊かな歴史・文化を持つせとうちエリアの魅力を世界に発信しながら、地域の担い手となる人財育成と地域プロジェクトを支えるファイナンスの仕組みを整え、「住んでよし、訪れてよし」の「世界のせとうち」を目指す。

JR西日本、「せとうちパレットプロジェクト」を推進 人財育成とファイナンスで持続可能な地域づくりへ

せとうちを世界へ モダンラグジュアリー層をターゲットにブランド戦略を構築

文化や本物の体験に価値を見出す「モダンラグジュアリー層」を重点ターゲットと定め、世界的なブランドコンサルティング会社「サフラン・ブランド・コンサルタンツ」と協働。海外からの視点でせとうちの魅力を改めて整理した結果、海と島々とそこに根付く暮らしそのものが核心的な価値であると再確認し、海外起点のブランド戦略を構築した。せとうちの文化や暮らしを体験できる観光コンテンツや周遊ルートを提案する情報発信により、世界規模での認知拡大を図る。

持続可能な地域づくりへ 人財育成とファイナンスの両輪で地域経済の好循環を目指す

地域のキーパーソンを育てる3つの人財プログラム

地域のキーパーソンを育てる3つの人財プログラム

地域の持続可能性を高めるには、地域内外の人や企業と関係を築きながら新たな事業を構想できる「地域のキーパーソン」の存在が不可欠だとJR西日本は考える。そこで、以下3つのプログラムを軸とした人財育成を推進している。

「次世代せとうちトレーニングセンター」はエリアや業種を越えたキーパーソン同士の知見共有を目的とし、フィールドワークと座学を組み合わせて共創プロジェクトの創出を目指す。

「地域共生推進プレーヤープログラム」は地域の企業・団体を対象に先進事例を学ぶフィールドワークと座学を実施し、エリアを越えた共創関係を構築する。

「せとうちローカル起業家塾」は地域での起業を志す方を後押しするプログラムで、プレゼンテーション講座やコミュニティ組成を通じて地域ビジネスの実践力を高める。

2025年度は、せとうち各地のキーパーソン15名、地域企業11社13名が参加。2026年度もプログラムを継続予定だ。

地域プロジェクトを支える「地域共生出資財源」も整備

人財育成と並行して、地域で生まれる挑戦を支えるファイナンスの仕組み「地域共生出資財源」も整えた。地域のキーパーソンの知見と地域内外の企業との連携を活かし、有望なプロジェクトに対して機動的に出資することで、地域経済の好循環に貢献していく方針だ。

「せとうちパレットプロジェクト」

魅力的な地域資源を多数有するせとうちエリアの活性化を目指し、2018年にスタート。観光高速船「SEA SPICA」や地域産品プロジェクトなどを展開し、2025年3月のプロジェクトアップデートを経て、地域や企業と共にせとうちの魅力発信と持続可能な地域づくりを目指している。

問い合わせ先/西日本旅客鉄道株式会社
https://www.westjr.co.jp/

※掲載している情報は、2026年3月19日時点のものです。

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