ワタミ株式会社は2026年3月、株式会社ムロオ・三和清掃株式会社と協業し、愛知県の宅食物流にFCトラックを導入した実証走行を開始。業界初の物流脱炭素化モデルの構築を目指す。

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ワタミ株式会社は、株式会社ムロオ、三和清掃株式会社と協業し、2026年3月より愛知県内の「ワタミの宅食」3営業所においてFC(水素燃料電池)トラックの実証走行を開始した。愛知県が掲げる「カーボンニュートラルの実現に向けた持続可能なまちづくり」に賛同するもので、お弁当の配送および使用済み容器・調理くず等の回収物流におけるCO₂排出ゼロの実現を目指す。業界初となる物流脱炭素化モデルスキームの構築に向けた取り組みとして注目される。
愛知県は2050年カーボンニュートラルの実現に向け、民間企業等を対象に脱炭素プロジェクトのアイデアを募集していた。ワタミ、株式会社ムロオ、三和清掃株式会社の3社は「荷主と運輸事業者の連携による物流脱炭素化プロジェクト」を提案し、2023年12月に支援対象プロジェクトとして選定。以来、実証走行に向けた検討・協議を重ね、今回の始動に至った。
ワタミは2023年に「2050年カーボンニュートラル宣言」を宣言。愛知県津島市にある自社食品加工工場「ワタミ手づくり厨房 中京センター」では、使用電力を100%再生可能エネルギーに切り替えている。また愛知県・名古屋市の指導のもと、業界初となるお弁当プラスチック容器の回収を実施し、工場で発生する調理くず等も自社で回収・リサイクルする循環型の取り組みを推進してきた。
ワタミグループは2010年に環境省より「エコ・ファースト企業」の認定を取得。2018年には業界初となるRE100を宣言し、2040年までにすべての事業所での達成を目指している。今回のFCトラック導入により、サプライチェーン全体をより環境配慮型へと進化させる方針だ。
「ワタミの宅食」は全国に約500営業所を展開し、毎日約23万食のお弁当・お惣菜を届ける宅食サービス。病者・高齢者食宅配市場において売上シェア15年連続No.1(2010〜2024年)を達成している。2020年3月には業界として初めて自社弁当容器を回収・リサイクルする取り組みを全国展開するなど、SDGsの目標達成にも貢献している。
問い合わせ先/ワタミ株式会社
http://www.watami.co.jp
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