株式会社三栄コーポレーションは、単一素材設計や再生ポリエステル「BRING Material™」、無水染色「e.dye®」を活用した企業向け完全持続型ユニフォームサービス「GREEN UNIFORM」を開始した。回収・再資源化まで一貫した循環モデルで低回収率の改善を目指す。

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株式会社三栄コーポレーションは、サステナブルな社会の実現に向け、企業向け“完全持続型ユニフォーム”サービス「GREEN UNIFORM(グリーンユニフォーム)」を2026年2月17日(火)より開始した。
同社は2019年、生活用品の専門商社として培ってきたサステナビリティに関する知見やネットワークを活用し、社会の持続可能な取り組みを推進する「OUR EARTH PROJECT」を立ち上げた。
今回の「GREEN UNIFORM」はその一環で、使用後の回収率が1%未満(※)にとどまるとされる企業ユニフォームのリサイクル課題に対応する取り組みとなる。
※一般社団法人日本ユニフォーム協議会「企業ユニフォームリサイクルにおける可能性」より
サービスの中核となるのは、開発から着用、回収までの全工程で環境負荷低減を目指す“完全持続型スキーム”だ。
製品はリサイクルを前提とした単一素材による「モノマテリアル設計」を採用。素材には、株式会社JEPLANのケミカルリサイクル技術で製造された再生ポリエステル「BRING Material™」を使用する。
また、水を使わずに原料段階で着色する無水染色(原着)技術「e.dye®」を組み合わせることで、水使用量の削減や高い堅牢性を実現した。
さらに、使用済みユニフォームはJEPLANの回収・再資源化サービス「BRING Uniform™」を通じて再び資源として循環させる仕組みを構築。ユニフォームからユニフォームへの水平リサイクルを目指す。
設計面では、従来リサイクルの障壁となっていた複合素材や金属副資材の使用を避け、ファスナーを含めた全パーツを同一素材で統一。回収後の素材選別工程を簡略化することで、リサイクル効率の向上を図る。
また、企業ユニフォーム専門のデザイン体制を整え、現場での安全性や快適性にも配慮した仕様とした。
現在、同サービスはソルト・グループ、株式会社OSGコーポレーション、株式会社Fast Fitness Japanでの導入が決定している。
三栄コーポレーションは今後、導入企業の拡大を通じて低回収率という業界課題の改善を目指すとともに、事業規模10億円の達成を目標に掲げる。
1990年代より「健康と環境」をテーマに事業活動を展開してきた同社は、「GREEN UNIFORM」を通じ、企業ユニフォーム分野における循環型モデルの確立を図り、サステナブル社会の実現への貢献を強化していく考えだ。
お問い合わせ先/株式会社三栄コーポレーション
https://www.sanyeicorp.com/
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