「循環」をテーマとするフェスティバル「都市と循環 2026」が、5月14日(木)から16日(土)まで京都・二条エリアで開催される。会場は閉鎖された旧・京都市児童福祉センター。未来の古民家を軸とした展示や、多分野が交差するカンファレンス、体験型企画を通じ、都市の新たなあり方を探る。

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5月14日(木)から16日(土)までの3日間、都市や暮らしにおける「循環」をテーマとしたフェスティバル「都市と循環 2026」が、京都・二条エリアで開催される。
国内外の多様な分野のプロフェッショナルが登壇するカンファレンスと、日本各地から事業者が集う展示会を中心に構成されるという。
「都市と循環 2024」の様子
「都市と循環」は、2023年秋の実験的な開催を皮切りに継続的に実施されており、今回で4回目を迎える。
3日間開催された「都市と循環 2024」では、約60名の登壇者による30近いセッションが行われ、延べ500名が参加するなど、都市と循環をめぐる濃密な議論と交流の場を生み出してきた。
今回の会場は、2024年に閉鎖された「旧・京都市児童福祉センター」。かつて京都における児童福祉の拠点として機能していた大規模施設を、京都市の協力のもと、3日間限定のフェスティバル拠点として活用する。延床面積はこれまでの会場の3倍以上におよび、カンファレンス、展示会、ワークショップ、フードイベント、アートインスタレーション、交流会など、多様なプログラムが同時多発的に展開される予定だ。
一時的なイベント会場であると同時に、新たな公共施設のあり方を探る実験的な試みでもあり、京都市との共催で進められる。
「都市と循環 2026」では、「未来の古民家」「混ざり合う多様で多元的な視点と領域」「体験と交流」という3つの軸を掲げている。
1つ目の軸は、「未来の古民家」をテーマとした展示企画だ。今回は展示会の規模を拡大し、日本各地からユニークな事業者を募る。
日本の伝統的な住まいが持っていた素材再利用や修繕を前提とした循環的な構造に着目し、現代の技術や制度のもとで、100年、200年後に「古民家」と呼ばれる住まいとは何かを問い直す。
材料や資源循環、エネルギーの自立、災害対応、工法、家具、土木技術など、多様な領域からの思想と実践が紹介される予定だ。
2つ目の軸は、カンファレンスによる議論の場である。サブタイトルには「Can a city be fermented?(都市は発酵するか?)」を掲げ、都市が時間をかけて有益な形へと変化していくために必要な営みや選択を探る。
「中心と周縁」「拡大と縮小」「都市と農村」といった対立構造を超え、異なる立場や領域が相互に作用し合うことで生まれる新たな関係性に焦点を当てる。建築、食、組織、投資、教育、家族、山林、工芸、京都と循環など、幅広いテーマのセッションが予定されている(※内容は変更の可能性あり)。
3つ目の軸は、「体験と交流」の強化だ。展示会に加え、出展者によるスピーチやツアー、事業者同士の交流ミートアップ(※初日夜に開催予定)などを実施する。
ワークショップ企画も継続され、過去に実施された味噌づくりに続く体験型プログラムのほか、スペシャルランチ、映画上映、ライブ、スナック企画など、来場者同士の交流を促す多彩なコンテンツが準備されている。
なお、現在同イベントはプログラム内容や招待スピーカーの調整を進めている最中だという。前回の「都市と循環 2024」ではオードリー・タン氏がスペシャルキーノートを務めたが、今回のキーノートゲストについても選定中だ。
主催者は「多様な視点が混ざり合い、新たな結びつきが生まれる場となることを目指している」とコメント。続報に期待したい。
| 日程 | 2026年5月14日(木)、15日(金)、16日(土) |
|---|---|
| 会場 | 旧・京都市児童福祉センター |
| 主催 | 「都市と循環」実行委員会(窓口/R不動産株式会社) |
| 共催 | 京都市 |
| 公式サイト | https://cccf.jp/ |
| 公式Instagram | https://www.instagram.com/cccf_jp/ |
お問い合わせ先/R不動産株式会社
https://www.realtokyoestate.co.jp/
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