専門家とSDGsをオンラインディスカッション 「SDGs市民カレッジ2020」開催

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)は、10月から12月にかけて全6回のオンライン講座「SDGs市民カレッジ2020」を開催する。各回、3つの課題をとりあげ、それぞれを専門とする講師による講義と、参加者も交えたディスカッションを行う。

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2020.08.27
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各分野のエキスパートが集結 「SDGs市民カレッジ2020」

SDGs市民カレッジキービジュアル

一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク(SDGsジャパン)は、10月から「オンライン講座:SDGs市民カレッジ」を全6回にわたり開講することを決定した。

登壇するのは、SDGsの各課題に精通したエキスパートたちだ。講師陣によるSDGs最前線の紹介はもちろん、各回の終了後には講師や参加者との意見交換の時間も持たれる。

SDGsの課題解決は「つながり」に着目したアプローチが重要

SDGs市民社会ネットワークキービジュアル

持続可能な開発目標(SDGs)は、ひとつの課題だけではなく、それぞれの課題のつながりを理解することで、より包括的な課題解決が可能になる。

SDGsジャパンは、講座を通して課題同士の関連性について理解を深め、包摂性やパートナーシップのアプローチを広め、行動変容をおこすきっかけづくりを進めるとしている。

講座は10月6日から12月15日まで、月に2回ずつの連続講義として開催する。

各回ではSDGsのゴールを3つずつ取り上げ、課題別の講師による講義や、SDGs市民社会ネットワークの理事や専門家らと関連性を理解するためのディスカッションが行われる予定だ。

貧困×水×エネルギー

例えば初回の10月6日の講座では「貧困×水×エネルギー」をテーマに、現在起きていること、課題を整理し、あるべき政策を考えていく。

ディスカッション、アートで深める理解とネットワークづくり

講義のポイントは、まだ議論が十分ではない分野についての現場情報や、解決のためのきっかけや糸口を提供し、これからの活動のヒントを得られることだ。

参加者も交えたディスカッションや交流を通じて、SDGs達成のためのネットワークができることは、今後の課題解決に大きく貢献するだろう。

講義の内容がアートでも表現され、五感で感じるSDGs表現の現場を垣間見ることができるのも、参加者をスムーズに講義に引き入れてくれる。

参加は、団体や企業の研修としての利用も可能で、大人だけではなく学生も積極的に募集している。さまざまな年齢、立場の人が集まり意見を交わすことで、有意義で濃厚な時間がつくりあげられそうだ。

開催日時
Vol.1 10月6日 (火) 貧困×水×エネルギー
Vol.2 10月27日 (火) ジェンダー×まちづくり×気候変動
Vol.3 11月10日 (火) 格差×消費/生産×海洋
Vol.4 11月17日 (火) 健康×教育×産業
Vol.5 12月1日 (火) 食/農業×労働×森林
Vol.6 12月15日 (火) まとめ:市民参加×パートナーシップ
※各回とも時間は15:30〜17:30

参加要項
受講料:15,000円(講義聴講のみ)、18,000円(放課後チャット付)
※正会員と学生は割引料金6,000円で受講可能
受講対象:SDGsについて関心のある人、一般、学生
受講人数:100人
開催場所:Zoom

問い合わせ先/SDGsジャパン
https://www.sdgs-japan.net/

※掲載している情報は、2020年8月27日時点のものです。

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