アパレル余剰在庫をディスプレイ什器の原料に 圧縮成形板「PANECO®︎」

日本国内だけでも年間15億着が廃棄されているというファッションロスは、重大な社会問題の1つ。サステナブルボード「PANECO®︎」は、ディスプレイ・デザインの視点で解決を試みるプロダクトだ。廃棄衣類を原料に什器として生まれ変わらせたもので、使用後にはリサイクルできる。

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2020.08.20
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「PANECO®︎」 年間15億着の国内ファッションロスにディスプレイ視点でアプローチ

PANECOイメージ画像

ファッションロスは、循環型社会を目指す上で現在大きな社会問題となっている。

日本国内だけでも年間約120万トン、およそ15億着もの衣料が廃棄されていると言われ、そのリサイクル率はたった10%以下だ。90%以上は埋め立てや焼却によって廃棄処分され、大量の温室効果ガス排出の一因の一つとなっている。

この深刻なファッションロス問題に、ディスプレイ・デザインの視点からアプローチしたのが、廃棄衣料品を原料としたサステナブルボード「PANECO®︎(パネコ)」だ。

廃繊維から生まれ、使用後も再生可能なサステナブルボード「PANECO®︎」

PANECO®︎の素材や仕上がり写真

PANECO®︎は、アパレル企業などから回収した廃棄衣料品や、製造工程で発生する端材などを用いてつくられている圧縮成形板(ボード)。布だけでなく、皮革など廃棄衣料品に含まれるさまざまな繊維が素材として利用可能だ。

原料の90%に廃繊維を使用したボードは、素材の表情が強く表現された仕上がりに。50%の廃繊維と40%の再生木材からつくられるボードは、一定の強度と加工性に優れるため、構造材に適している。

それぞれのタイプに応じて、店舗、商業施設、オフィス、工場、イベントなどのさまざまな空間の内装や、ディスプレイ什器、家具として使用できる。

さらに、不要になったPANECO®︎は再びファイバーボードとしてリサイクルできるのもサステナブルなポイントだ。

なおPANECO®︎の発表と同時に、余剰在庫の回収に協力可能なアパレル企業や繊維企業の募集も開始している。

問い合わせ先/PANECO®︎
https://paneco.tokyo/

※掲載している情報は、2020年8月20日時点のものです。

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