株式会社キッチハイクは、官民連携で生まれたサステナブルな旅「HOTATOUR(ホタツアー)」の販売を8月7日(木)よりスタートした。北海道・猿払村の暮らしや特産品であるホタテのルーツにふれながら未来について考える、フィールドワーク型ツアーとなっている。
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株式会社キッチハイクは、大阪・関西万博の共創プロジェクトをきっかけに、甲子化学工業株式会社、清水建設株式会社、株式会社TBWA HAKUHODO、そして北海道猿払村との官民連携で生まれたサステナブルな旅「HOTATOUR(ホタツアー)」を、8月7日(木)に、特設サイトより発売した。
ツアーの舞台は、北海道・猿払村(さるふつむら)。ホタテ漁が中心産業として根付いている地域だが、その裏ではホタテ貝殻の処理が課題となっていた。
甲子化学工業や清水建設、TBWA HAKUHODOの3社は、廃棄されるホタテ殻を地域資源として再生するプロジェクトを始動。これまでに、「HOTAMET(ホタメット)」、「HOTATETRAPOD(ホタテトラポッド)」「HOTASCOOP(ホタスコップ)」「HOTABENCH(ホタベンチ)」といった、ホタテ殻を主原料としながらも、優れた強度やデザイン性を備える商品を開発・発売している。
現在開催されている大阪・関西万博の「Co-Design Challenge」プログラムにおいて、同プロジェクトが選出され、「もっと猿払村のホタテ貝殻について知りたい」という声が続出。その関心に応えるべく、猿払村とホタテのフォーカスしたツアーの企画と開催が決まったという。
ホタテ殻をアップサイクルしたヘルメット「HOTAMET」の開発に携わった村の役場担当者が、ツアーの現地ガイドとして同行。これまで語られてこなかった開発の裏話を聞いたり、地域の課題を実際に目にすることで、よりプロジェクトの奥深さを知ることができる。
同ツアーは、2名から催行されるプライベートツアー。少人数だからこそ、村人との対話や、観光客に知られていない場所への案内が可能だという。
観光名所を巡る旅ではなく、村の日常にふれられることが大きな魅力。2日目以外はフリータイムとなるので、興味のあることがあれば、ガイドに相談しながら計画することができる。
1日目と2日目の夕食には、猿払村産の天然ホタテをふんだんに使った特別なメニューが、旅館にてふるまわれる。
村の特産であるホタテを味わうことは、生産者の努力に応えると同時に、「育てる漁業」という持続可能な漁業の未来にも貢献できる。
開催期間 | 2025年9月~10月(全3回・平日開催) 以下の候補日程から3回開催予定①9月16日(火)~9月18日(木)②9月17日(水)~9月19日(金)③9月29日(月)~10月1日(水)④10月14日(火)~10月16日(木)⑤10月15日(水)~10月17日(金) |
申込み〆切日 | ツアー開催初日の2週間前まで。先着順 |
申込先 | https://hotatour.com |
募集定員 | 各回2名1組 |
移動 | 各自(交通手配なし、各自レンタカー手配して現地集合) |
宿泊 | 笠井旅館(北海道宗谷郡猿払村鬼志別南町116) |
料金 | 66,000円(税込) ※1名あたり 含まれるもの:宿代・体験代・ガイド代・ホタメット代 含まれないもの:飛行機、現地での移動費 |
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スケジュール | 1日目:猿払村入り・自由行動 2日目:ガイド付き体験ツアー 3日目:自由行動 |
お問い合わせ先/株式会社キッチハイク
https://kitchhike.jp/
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