アパレルブランドの「CLOUDY(クラウディ)」は、サントリー食品インターナショナル株式会社とのコラボレーションのもと、アパレルショップ「WHAT IS 20?」を、「水の日」である8月1日(金)より4日間「麻布台ヒルズアリーナ」にオープンする。
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アフリカにおける社会課題をファッションの力で解決することを目指すアパレルブランド「CLOUDY(クラウディ)」は、ミネラルウォーター「サントリー天然水」を展開するサントリー食品インターナショナル株式会社とのコラボレーションによるアパレルショップ「WHAT IS 20?」を、「水の日」である8月1日(金)より4日間限定で、「麻布台ヒルズアリーナ」にオープンする。
サントリーグループはコーポレートメッセージとして「水と生きる」を掲げており、2003よりスタートした「サントリー天然水の森」での水源涵養(かんよう)活動を通じて、国内の工場で組み上げる地下水量の2倍以上の水を涵養している。
また、「サントリー天然水」ブランドとしても「未来にもおいしい天然水を繋いでいきたい」という想いのもと、小学生を対象とした水の啓発授業など、次世代を担う子どもたちへ各年齢層に合わせた体験・参加型の施策を実施している。
一方「CLOUDY」は、アフリカ・ガーナを拠点とし、現地で持続的な雇用の創出と教育支援に取り組むブランドだ。2015年の設立以来、現地で630人の雇用に貢献してきたほか、これまでに7つの学校を開校し、毎年1校ずつ学校を建設することを目標として、現在も未来の基盤となる役割を担う教育に貢献している。
両者のコラボによる同イベントは、山や森に降った雨や雪が天然水として汲み上げられるまでにおよそ20年という時間がかかることから、大切な水資源を次世代へとつなげていくべく、「20年後の未来を想像する」ことをコンセプトとし、「今できることを考えるきっかけを創出したい」という想いのもと実施に至ったという。
「WHAT IS 20?」のショップ内には、「地球上の水資源」や「ガーナと日本それぞれにおける水」に関するパネル展示や、「20年後の夢」をテーマとした体験型展示が展開される。
山や森に降った雨や雪が大自然のなかで育まれ、地下水となって湧き出すまでには、およそ20年以上の月日を要するという。この年月を人生と照らし合わせてみると、乳児が大人になるまでにかかる時間とほぼ重なる。
体験展示では、来場者が20年後を想像しながら自身の夢をボードに描くことができる。そのようすをスタッフが撮影したものが、写真ボードに追加されていくという。これにより、さまざまな未来にふれながら想像を膨らませ、未来のために今すべきことは何か、それぞれが考えるきっかけを得られるだろう。
「WHAT IS 20?」で販売されるのは、今回のコラボのためにデザインされたオリジナルのアフリカンテキスタイルを使用したオリジナルTシャツとトートバッグ。
「CLOUDY」の活動拠点であるアフリカ・ガーナの伝統的なアフリカンテキスタイル「キテンゲ」をベースに、現地のテキスタイルデザイナーであるエドモンド・ボアテン氏が、天然水や日本の山々の風景からインスピレーションを得て、「水」をモチーフにデザインしたものだ。
現地ガーナでの縫製の様子
なお、Tシャツには無水染色生地が使用されている。水を多く必要とする綿の脱色・染色工程を経ることなく、繊維くずなどを再利用することで資源消費を抑えた製造方法で、水資源にも配慮した生地となっている。
会期 | 2025年8月1日(金)〜8月4日(月) |
時間 | 8月1日(金) 13:00〜19:008月2日(土)〜8月3日(日) 10:00〜19:008月4日(月) 10:00〜17:00 |
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会場 | 麻布台ヒルズアリーナ(東京都港区麻布台1丁目3−1) |
特設サイト | https://www.suntory.co.jp/water/tennensui/action/ |
お問い合わせ先/株式会社DOYA
https://cloudy-tokyo.com/
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