アニエスベー ブランドの社会貢献・環境保護活動を伝える新ページ開設

ファッションブランド「アニエスベー」は、創立以来サステナビリティをブランドの基本理念として、さまざまな活動に取り組んできた。アニエスベーが今回公式サイトに開設した新ページは、これまでの活動や今後のSDGsへの取り組みを、関連商品やパートナーシップ団体を交えて紹介している。

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2020.08.18
SOCIETY
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「アニエスベー」 SDGsへの取り組みの軌跡伝える新ページ開設

アニエスベー新ページキービジュアル

ファッションブランド「アニエスベー」はブランドサイト内に新ページ「SUSTAINABILITY」を開設した。

アニエスベーはSDGsにおける17のゴールすべてに取り組んでいるが、なかでもアニエスベーでは3つの取組みに注力していた。「SUSTAINABILITY」では、この取り組みを中心に、関連商品、パートナーシップ団体などを紹介している。

SDGs達成に向けたアニエスベー独自の3つの取り組み

アニエスべーにとって“サステナビリティ(持続可能性)”は、立ち上げ当初からブランドのDNAに深く根付いてきた基本理念だ。現在では広く知られるSDGsにも、早い段階から独自のスタイルで取り組んできた。

まず1つ目が、「Fonds de dotation(アニエス・トゥルブレ寄付基金)」を通じた社会貢献への取り組みだ。

ブランド創設者のアニエス・ベー自身によってパリで設立されたこの寄付基金は、日本も深いつながりがあり、独自のプロジェクトや活動を行うことでアニエスベージャパンも社会貢献をしている。

人種差別との戦いや、個の尊重、人権、ジェンダーの平等、すべての人のための食料、アーティストや作品の支援など、店舗のある国や都市だけでなく、世界中に影響を与える活動にこだわっている。

2つ目は「“b.green”イニシアチブ」だ。2006年にアニエス・ベーの希望により、フランス本社における、環境問題にいい影響を与える習慣と、改善すべき点の監査が行われた。

これにより、さまざまなアクションプランを含む指針が設定され、社員の有志によりグリーン委員会が設立された。現在はアニエスベー・ジャパンもこの取り組みに注力している。

最後の「スクーナー船タラ号プロジェクト」は、2003年から行われているプロジェクトだ。

アニエスベーの環境活動の柱とも言えるもので、気候変動や環境破壊による海洋への影響を調査している。日本でもワークショップを開くなど、タラ号に関連する活動が継続的に行われている。

ファッション業界で長く成功するブランドが行う「持続型社会」への取り組みに今後も注目していきたい。

問い合わせ先/アニエスベー
https://www.agnesb.co.jp

※掲載している情報は、2020年8月18日時点のものです。

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