オーガニックコットンブランド「PRISTINE(プリスティン)」は、顧客が育てた綿や、役目を終えた同ブランドの製品の回収によってポイントが貯まる仕組み「CoTToN BANK(コットンバンク)」を5月に設立する。なお、貯まったポイントは国産綿が使用された製品と交換可能だ。
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オーガニックコットンを使ったサステナブルなアイテムを展開する「PRISTINE(プリスティン)」は、新たな仕組み「CoTToN BANK(コットンバンク)」を5月に設立する。
これは顧客が自ら育てた綿や、役目を終えた「プリスティン」の綿製品をブランドが回収することでポイントが貯まるという“コットン循環型”のユニークなポイントバンクだ。貯まったポイントは、その数に応じて国産綿を使用した製品と交換することができる。
顧客自身にコットンの循環に参加してもらうことで、ものづくりの背景や環境への貢献についてより身近に感じることができる。衣服の一生について知るきっかけを顧客に提供することも、同仕組みのねらいだ。
「プリスティン」では、2011年に起きた東日本大震災を機に、「国産綿復活プロジェクト」を本格的に始動し、10年目を迎えた2021年には全国で暮らすさまざまな人たちと国産綿栽培に取り組む「アバンティコットン倶楽部」を立ち上げた。現在「アバンティコットン倶楽部」の拠点は37ヶ所にのぼる。
同ブランドは、日本の繊維自給率を1%に引き上げることを目指し、2030年までに同プロジェクトで生産した綿をプリスティン製品に2%採用すること、また2050年までに国産面と再生原料の使用率を50%に引き上げることを目標としている。
今回発表された「CoTToN BANK」の設立は、「アバンティコットン倶楽部」5年目の挑戦でもあるという。
健康な土壌に回復させながら綿花を栽培し、服をつくり、そして役目を終えた服をさらに再生させることで、同ブランドの掲げる「はじまりは土、そして種」という想いを、多くの人々が体感できるだろう。
「わたの種でつながる国産綿Tシャツ(わたの種袋つき)」120cm・140cm 4,950 円(税込)、XS・S・M 7,700 円(税込)、L・XL 8,800 円(税込)
「プリスティン」のオンラインショップでは、4月9日(水)より、国産綿を混紡した「Do CoTToN」の商品を発売する。製品には「わたの種袋」と「育て方の説明書」が付属し、綿花栽培を実際に体験することができる。
「わたの種でつながる国産綿Tシャツ(わたの種袋つき)」には、2023年に「国産綿復活プロジェクト」より収穫された綿が使用されている。
インドから輸入された原綿90%に、国産綿を10%ブレンドし、紡績。逆方向の撚りの糸を一緒に編むことで、やわらかい単糸の特長を生かしながら、斜行しにくい生地に仕上げている。
「わたの種でつながる国産綿ローゲージリブソックス(わたの種袋つき)」2,530円(税込)
「わたの種でつながる国産綿ローゲージリブソックス(わたの種袋つき)」には、2023年に「国産綿復活プロジェクト」より収穫した綿を20%と、インドから輸入された原綿が80%採用されている。
国産綿ブレンドならではの糸の風合いを生かし、ふっくらと編み上げられたローゲージソックスで、さらりと軽やかな履き心地が魅力だ。
開始時期:2025年5⽉
URL:https://www.pristine.jp/
CoTToN BANK支店一覧
1. 本店(東京都新宿区大京町31 二宮ビル1F)
2. 自由が丘支店(東京都目黒区自由が丘2-15-24)
3. 吉祥寺支店(東京都武蔵野市吉祥寺本町2-12-5 スプリングハウスビル103)
4. 京都支店(京都府京都市中京区久遠院前町 673-1 2階)
5. 熊本支店(熊本県熊本市中央区中唐人町16 ピュアリィ西館 1階)
6. 黒潮町支店(高知県幡多郡黒潮町入野 砂浜美術館)
お問い合わせ先/株式会社アバンティ
https://avantijapan.co.jp/
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