株式会社LDH JAPANは、繊維専門商社である帝⼈フロンティア株式会社と連携した新プロジェクト「繊維to繊維プロジェクト」を発表した。本記事では、LDHによるダンス&ボーカルグループ「EXILE」のメンバーである橘ケンチ氏が登壇した、記者発表会の様子をお届けする。
ELEMINIST Press
最新ニュース配信(毎日更新)
サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。
微細藻類由来オイルの魅力と化粧品づくりの裏側に共感 サキュレアクト×ELEMINIST 新商品説明会レポート
記者発表会に登壇した橘ケンチ氏
エンターテイメント事業を展開する株式会社LDH JAPANは、繊維専門商社である帝人フロンティア株式会社と連携し、新プロジェクト「繊維to繊維」を始動させた。
これはLDHによるダンス&ボーカルグループ「EXILE(エグザイル)」が今年スタートしたエンターテイメントプロジェクト「PROJECT EXILE」による取り組みのひとつで、3月10日(月)に行われた記者発表会では、「EXILE」メンバーの橘ケンチ氏が登壇し、プロジェクトへの想いを語った。
「繊維to繊維」プロジェクトでは、LDHが主催する小学4年生から6年生までを対象としたフットサル大会「EXILE CUP」にて、リサイクルポリエステル繊維を使用した記念品の提供や、使用済み衣料品のテスト回収を行う予定だ。
また、「EXILE」によるライブツアー「EXILE LIVE TOUR 2025 “WHAT IS EXILE”」会場でのポリエステル繊維衣料品回収も計画されている。
両者はこうしたエンターテイメント事業の構築を通じて、循環型社会の実現を目指していくという。
トークセッションでは、サステナブルな社会の実現を目指す同プロジェクトについて、橘氏が次のように想いを語った。
「LDHとしても『サステナブル』というワードはずっと意識してきたことではありました。LDHにもアパレルの事業があったり、ライブではたくさんの⾐装を使ったり、グッズの販売も⾏っていますが、⾐類⾯でのサステナブルな循環リサイクルは僕らだけではできないことでしたので、今回帝⼈フロンティアさんの⼒をお借りできるということで、本当に新たな可能性が広がるなと感じています」
記者発表会でトークをする橘氏
司会者から投げかけられた「ファンのみなさんとこの活動を通じて、どのような絆が⽣まれると感じていますか? また、その絆が今後どのような広がりを⽣んでいくと考えていますか?」という質問には、次のように答えている。
「⾃分たちのライブやSNSといった発信によって、少しずつでもファンの⽅々に、世界のため地球のために『⾃分たちが持っている⾐類を少しでもリサイクルに役⽴てたい』という気持ちをもってもらえるように意識して取り組んでいきたいと思っています。僕らのファンは本当に素晴らしくて、メンバーが発信することに対して積極的に学んで取り⼊れてくださるので、⼀緒に新たな未来を切り開けたらと思っています」
帝⼈フロンティア株式会社取締役執⾏役員・重村幸弘氏と橘氏
さらに、「『EXILE CUP』を通じて⼦どもたちに循環型リサイクルを伝えることで、どんな未来を描いていますか? 次世代にどのような想いを届けたいですか?」という質問には、次のように答えた。
「物の⼤切さを⼦どもたちに伝えたいという思いはもちろんあります。僕らはアーティストとして活動していますが、アーティストを育成していていく⽴場でもあるので、⼦どもたちの未来に向けて『こんな⼤⼈になりたいな』と憧れてもらえるような存在となれることを⽇々⽬指していますが、こうした活動に観点を持つことに対して『⼈間としてかっこいいな』と思ってほしいです。
『EXILE CUP』はこれまでに13回開催し、のべ5万⼈以上の⼩学⽣が参加してくれていて、なかにはユースメンバーとなっている選⼿もいます。これからも、たくさんの⼩学⽣とサッカーを楽しみながら、僕らも彼らの仲間として、⼀緒に考えながら世界に向けて駆け抜けていければと思います」
お問い合わせ先/帝人フロンティア株式会社
https://www2.teijin-frontier.com/
ELEMINIST Recommends