LINEヤフーの「サストモ」とECOMMITが連携 自宅に眠る不要品の資源循環サービス「宅配PASSTO」が本格始動

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株式会社ECOMMITは2024年8月に掲げた新コンセプト「REUSE SHIFT(リユースシフト)」の第2弾として、LINEヤフー株式会社が運営するサステナブルメディア「サストモ」と連携し、自宅に眠る不要品の回収・選別・再流通を行うサービス「宅配PASSTO」を本格始動させた。

ELEMINIST Press

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2025.03.12
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「REUSE SHIFT」を推し進めるECOMMITがLINEヤフーと連携 不要品循環サービス「宅配PASSTO」

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株式会社ECOMMITは、2024年8月に掲げた新コンセプト「REUSE SHIFT(リユースシフト)」に則り、「あらゆるものが循環する社会」のためのチャレンジを行う企業との取り組みを推し進めている。

その第2弾として、LINEヤフー株式会社が運営する、サステナビリティに関するニュースやアイデアを発信するメディア「サストモ」との連携を発表した。

宅配PASSTOイメージ画像

昨今、現代社会では当たり前となってしまった大量生産・大量消費・大量廃棄の価値観が問題視されている。天然資源が限られるなかで、モノを捨てずに次の人につなげることができれば、天然資源の投下量を減らすことができ循環社会を実現できるが、いまだ消費されるものの多くが廃棄されているのが現状だ。

そこで株式会社ECOMMITは、「サストモ」との連携により、自宅に眠る不要品(都市資源)を回収してものづくりに活かす取り組みをスタートした。

具体的には、500万人以上の友だち登録数を誇る「サストモ」のLINE公式アカウントにて、不要品の回収・選別・再流通を行う株式会社ECOMMITのサービス「宅配PASSTO」を、3月3日(月)より始動させた。

実証実験では約44トンもの不要品回収を達成 今後は循環型ものづくりを行うメーカーとの連携も予定

2024年9月に、株式会社ECOMMITと「サストモ」は、「宅配PASSTO」の実証実験を、関東・中部・関西エリアにて1ヶ月半行った。その結果、3,558人が「宅配PASSTO」でアクションを起こし、およそ44トンもの不要品が回収できたという。さらに、その循環率(リユース・リサイクル率)だった。

この結果を受け2社は、より気軽に循環のアクションを行える仕組みをつくることさえできれば、自宅に眠ったままの不要品を手放し、循環につなげられることを確信。エリアを拡大して「宅配PASSTO」を本格的に始動させるに至ったという。

実証実験結果の表

回収対象となるのは、家電、時計、調理器具、食器類、おもちゃ、アウトドアグッズ、衣類、ファション雑貨、靴、タオルなど。アクセサリー、小型家電、おもちゃ、ホビー用品、調理器具などの「必須アイテム」を入れることで、無料で配送することができる。

回収されたアイテムは、株式会社ECOMMITにより国内外でリユース品として再流通されるほか、リユースが難しいものに関しては、リサイクルパートナーを通じて再資源化される。

さらに、将来的には循環型のものづくりを行うメーカーと連携することで、メーカーが必要とする資源となる不要品を、ユーザーが自宅から手放せるアクションを推進していく予定だという。具体的には、企業の取り組みや意義を発信し、取り組みの成果やストーリーも伝えていくことで、継続的なユーザー参加につなげていく計画だ。

現在2社が掲げる目標は、年間のべ5万人の循環アクションを生み出すことだ。これを実現させることにより、「循環型ものづくり」の実現を加速させることができるだろう。

「宅配PASSTO」概要

実施期間:2025年3月3日(月)より終了時期未定
対象エリア:北海道・沖縄・離島を除く国内全域
対象:「サストモ」LINE公式アカウントを友だち追加している、対象地域在住のユーザー回収対象:
【必須アイテム】アクセサリー、小型家電、おもちゃ、ホビー用品、調理器具など
【同梱アイテム】衣類、タオル、ファッション雑貨、生活雑貨、アウトドア・スポーツ用品、食器類など
配送方法:自身で用意した段ボール箱(110〜150サイズ以下)に梱包のうえ送付。集荷は、佐川急便の集荷専用申し込みフォームより受付 ※佐川急便であれば無料集荷可能

お問い合わせ先/株式会社ECOMMIT
https://www.ecommit.jp/

※掲載している情報は、2025年3月12日時点のものです。

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