シリーズ初となる木造マンション 日鉄興和不動産が賃貸マンション「リビオメゾン大岡山」を竣工

リビオメゾン大岡 外観

日鉄興和不動産は、賃貸マンション「リビオメゾン大岡山」を東急目黒線大岡山駅近くに、2月21日(金)に竣工した。同マンションは、日鉄興和不動産が展開するマンションシリーズ「リビオ」の賃貸マンションであり、シリーズとして初の木造マンションである。

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2025.03.10
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日鉄興和不動産賃貸木造マンション「リビオメゾン大岡山」が竣工 東京・大岡山で

リビオメゾン大岡 外観

日鉄興和不動産株式会社は、東京都目黒区、東急目黒線「大岡山」駅から徒歩10分ほどの場所に、賃貸マンション「リビオメゾン大岡山」を、2月21日(金)に竣工した。

同物件は、日鉄興和不動産が展開する、「人生を豊かにデザインするためのマンション」をコンセプトとしたマンションブランド「リビオ」の賃貸マンションシリーズのひとつであり、シリーズ初の木造賃貸マンションである。

リビオメゾン大岡山 外観

設計・施工を担当したのは、木造賃貸マンション「MOCXION」の実績をもつ三井ホーム株式会社だ。

同物件は、太陽光発電などによって家庭で生み出されたエネルギーが、家庭でのエネルギー消費量を上回ることを目指したマンション住宅「ZEH-M(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス・マンション)」の取得や、日鉄興和不動産と所縁の深い岩手県釜石市のFSC認証林から伐採された、天然木材の使用などを通して、環境負荷軽減に貢献している。

また、「木造化の普及に資する技術を用いた優良なプロジェクト」として、国土交通省より、令和5年度の「優良木造建築物等整備推進事業」にも採択されている。

建物緑化の新たな試みとしての「草屋根テラス」

草屋根テラス

リビオメゾン大岡山は、「建物緑化」の取り組みの一環として、本物の緑と風が感じられる「草屋根テラス」が用意されている。

草屋根で覆われる部分には、植物の蒸散効果によって、天井にこもりやすい暑さの軽減が期待できる。また、冬には冷気が直接屋根にふれないため、室内への屋外環境の影響が小さくなり、「ZEH-M」の断熱性能と合わせて省エネルギー効果も見込めるという。

草屋根テラス

この草屋根テラスからは、晴れた日には富士山を眺めることもできるという。テラスでは共住者向けのWi-Fiを利用可能のため、ベンチに座って自然を感じながら、リモートワークに打ち込むこともできそうだ。

天然木ならではのぬくもりや味わいが感じられる住空間

エントンランス写真

共用エントランス

住戸内とエントランスホールには天然木材が採用されている。外観全体を森に見立て、エントランスホールは幹をイメージし、森の内部に入り込むようデザインされている。

建物内では、エントランス内に天然木のデザインウォールを配すことで、木々の模様や香りによって、自然に包まれるような心地よさを演出している。

共用廊下の写真

共用廊下

各住戸のエントランスには、釜石市のFSC認証林から伐採された木材で製作されたインターホン・室内札パネルが設置されている。居住者が帰宅した際に、美しい木目が出迎えるようにというこだわりだ。

居室内写真

居室内

居室内には、トイレに天然木を使用した棚板を設置しているほか、木のぬくもりが感じられるよう、一部住戸には、壁・天井面に「天然木クロス」を使用することで、本物の木の手触りや香り、そして印刷では表せない模様や、少しずつ変化していく色合いが楽しめるようになっている。

天然木が感じられる空間は、帰宅するたびに心をほっと落ち着けてくれそうだ。

スギの木544本に相当する環境負荷軽減の取り組み

共用部写真

同物件は、断熱性能や高効率な設備・システムの導入によって省エネルギーを実現さす、共用部を含むマンション全体で、およそ20%以上の一次エネルギー消費量削減を目指す、「BELS評価(建築物省エネルギー性能表示制度)」を取得した「ZEH-M」の共同住宅だ。

同規模の鉄筋コンクリートマンションと比較すると、CO2排出量を約40%以上削減できるという。これは炭素貯蔵量(CO2換算)にして275t-CO2、スギ換算(50年生)にして544本に相当する。

「サステナブル」をコンセプトとした宿泊体験型住戸も開設予定

居室内写真

居室内

なお、今後は同物件を居住者以外も体験できる、サステナブルをコンセプトとした宿泊体験型住戸「ONE LAB・CASE大岡山」の開設も予定されている。

「ONE LAB・CASE(ワンラボ・ケース)」は日鉄興和不動産が展開する宿泊体験型住戸で、「アスリート」をテーマとした「ONE LAB・CASE南砂町」(現在は受付終了)に次ぐ第2弾となる。

なお、「ONE LAB・CASE大岡山」については近日中に詳細が発表予定だ。

物件概要

所在地:東京都目黒区大岡山1丁目2232番-2、2232番-5、2233番-2(地番)
施工主:日鉄興和不動産株式会社
設計施工:三井ホーム株式会社
敷地面積:657.65平方メートル
建築面積:460.24平方メートル
延床面積:1491.01平方メートル構造:地上1階~4階枠組壁工法 地下1階RC造
総戸数:29戸
間取り:1DK~2LDK
アクセス:東急目黒線「大岡山」駅より徒歩10分、東急東横線「都立大学」駅徒歩12分

お問い合わせ先/日鉄興和不動産株式会社
https://www.nskre.co.jp/

※掲載している情報は、2025年3月10日時点のものです。

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