ネイチャーポジティブ教育事業を推進するCLASS EARTHが「B Corp認証™︎」を取得

CLASS EARTHが「B Corp認証™︎」を取得　社会や環境に配慮した公益性の高い企業として

生物多様性の損失を食い止め、回復させることを目指す「ネイチャーポジティブ教育事業」を推進する「CLASS EARTH株式会社」は、社会や環境に配慮した公益性の高い企業を評価する国際的な「B Corp認証™︎」を2024年11月に取得した。

「B Corp」とは、2006年にアメリカで創設された非営利団体「B Lab」が運営する認証制度。「B」は「Benefit（利益）」に由来し、社会・環境・従業員・顧客・サプライヤーなど、すべてのステークホルダーに対する利益を意味している。

「B Corp」認証を受けるためには「Bインパクト・アセスメント」が必要となり、ガバナンス・従業員・地域社会・環境・顧客という５つの分野を用いた採点において、厳格な評価基準をクリアする必要がある。

「CLASS EARTH株式会社」は認証に至るまでの１年以上の期間において、社会的および環境的について見直しを行い、どのような視点が必要となるのかを明確にしながら改善を進めていったという。

その結果として、同社は認証取得の条件である80点（200店満点）を大きく上回る126.１点を取得した。

サスティナビリティにポジティブな要素を盛り込んだサービスや商品を展開するCLASS EARTH

そもそも「CLASS EARTH」は、「正しい知識なくして正しいアクションは起こせない」という考えのもと、持続可能な開発目標や、ネイチャーポジティブに関する教育事業、オリジナル商品の企画販売、企業のサステナビリティ推進の伴奏型サポートなどを行ってきた企業だ。

具体的には、生物多様性やSDGsをより身近に感じられる絵本『ラテールとアースセイバー 〜絶滅危惧種が教えてくれること〜』の製作や、絶滅の危機に瀕する伝統製法の日本茶を通じて、里地里山の保全を支える「Endangered Teas 絶滅危惧茶」のブランディングなど、サステナビリティに楽しさや華やかさ、美しさなどのポジティブな要素を盛り込んだ商品やサービス、事業を展開している。

なお、開催を目前に控えた「大阪・関西万博 2025」では、シグネチャーパビリオン「いのちめぐる冒険」のSDGs監修を行い、協賛パートナーとともに、アプリを活用した世界最大規模の生態系調査を推進する。

今回の評価を受け、同社は「さらに公益性を高められるよう、非営利団体やパートナー企業の支援を通してより大きなインパクトの創出にも向けて邁進いたします」と宣言。今後の展開にも期待したい。

お問い合わせ先／CLASS EARTH株式会社
https://class-earth.com/