ファッションブランド「CFCL」が京都の商業施設「新風館」でPOP UPを開催。ブランドの核となる「コンピュータープログラミングニット」と、京都の老舗織元「HOSOO」の古代染色をかけ合わせたドレスなど、過去と現在をつなげながら未来への可能性を探究するアイテムが登場する。
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「イッセイ ミヤケ メン」のデザイナーとしてのキャリアをもつ高橋悠介(たかはし・ゆうすけ)氏が、2020年に創立したブランド「CFCL」。
ブランド名は「Clothing For Contemporary Life(現代生活のための衣服)」の頭文字を取ったもの。上質な国産素材にこだわり、かつ環境にも配慮した、独創的なデザインのアイテムを展開しているブランドだ。
「CFCL」は8月26日から9月8日まで、京都市中央区に位置する商業施設「新風館」にて「CFCL POP UP KYOTO」を開催している。なお、「CFCL」が京都エリアPOP UPを開催するのは今回が初めてだ。
今回のPOP UPでは、京都・西陣織のテキスタイルブランド「HOSOO」とのコラボレーションによるアイテムも登場している。
コンピュータープログラミングによって、パタンナーを介さず、ごみをほとんど出さずにつくる「CFCL」独自の技術を採用した国産シルクのニットドレスに「HOSOO」の古代染色研究所で草木による染色を施した「SILK LONG SLEEVES DRESS DYE」は、最新技術と伝統技術が合わさった、まさに「現代生活のための衣服」だ。
なお、「古代染色」とは、平安期に生まれた植物染料による染色技術を指す。今回は、古代染色の自然植物の中から「梅」と「茜」が選ばれ、柔らかで上品な色合いのドレスを生み出している。
シームレスかつウォッシャブル仕様であり、着心地の良さと手入れしやすさも魅力だ。
そのほか、ピンタックとリブという2種類の編み地が特徴のリサイクルポリエステル製の「STRATA DRAWSTRING MINI BAG」や「GARTER RIB SOCKS」といった、ブランドを象徴するアイテムも、POP UP限定カラーをまとって登場している。
さらに、税込11,000円以上の購入者を対象に、本体と持ち手が一体となったハンドバッグ「NOTCHED RIB MINI BAG」がプレゼントとして数量限定で用意されている。
なお、このバッグには過去1年間の生産で発生した再生ポリエステルの残糸が使用されており、「CFCL」らしいサステナブルなこだわりが詰まったノベルティとなっている。
スケジュール:8月26日 (月) - 9月8日 (日)
営業時間:11:00-20:00 (8/26のみ 14:00-20:00、9/8のみ 11:00-18:00)
場所:新風館 1F
住所:〒604-8172 京都市中京区烏丸通姉小路下ル場之町586-2
TEL:(075) 585-6611
お問い合わせ先/株式会社CFCL
https://cfcl.jp/
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