Photo by ELEMINIST MEET Vol.4
2024年6月28日(金)、エシカル・インフルエンサーイベント「ELEMINIST MEET Vol.4」が、「ライトボックススタジオ青山」にて開催された。後編では、この日集まったELEMINISTの読者コミュニティ、ELEMINIST followersの感想をお届けする。
ELEMINIST Editor
エレミニスト編集部
日本をはじめ、世界中から厳選された最新のサステナブルな情報をエレミニスト独自の目線からお届けします。エシカル&ミニマルな暮らしと消費、サステナブルな生き方をガイドします。
「すだちの香り」で肌と心が喜ぶ 和柑橘の魅力と風土への慈しみあふれるオイル
名の知れたブランドから本日デビューの新製品まで、さまざまなブランドが集まったELEMINIST MEET Vol.4。ECサイトでの購入が増えつつある現代において、実際に商品に触れて、試せる機会は貴重なもの。さらに、つくり手から開発秘話や想いを聞けるとなれば、来場者の熱量もあがる。日頃からエシカル商品への感度が高いELEMINIST followers※は、どんな商品に注目し感想を抱いたのか聞いてみた。
※ELEMINSTの読者からなる公認コミュニティ
「最新のエシカルな製品を試せるのがいいですね。徳島県産のすだちを配合したオイルのUNUAさんも今日が初お披露目。オイル美容の専門家がつくられたそうで、テクスチャーもよく、スパイシーな香りもリフレッシュできそう。つくり手の方ともゆっくりお話できたので、応援の気持ちもこめて購入させていただきました。
618scallop powderは、ずっと気になっていました。保育士の仕事をしていたとき、床の掃除やおもちゃを拭くのに化学系の洗剤を使用していたんです。このホタテパウダーなら安心ですし、子どもたちへの教育にもなる。さらにお家に帰った子どもたちが両親に伝えれば、いい循環にもなるなと思いました。
ビオセボンさんのブースも興味深かったです。紙パックに入った海洋深層水が紹介されていたのですが、実は高校生の頃、都市環境の授業で『なぜ紙のペットボトルができないのか』研究をしていたんです。その当時とは違い紙ボトルが開発され流通していることを知って、とてもうれしく感じました」
「毎回参加させていただく度に新しい発見があります。618scallop powderのトークライブでも、ためになるお話を聞けました。汚れが落ちるしくみって今まで知らなかったのですが、酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤、逆にアルカリ性の汚れには酸性の洗剤がいいと聞いてびっくり。ふだんはECサイトでの買い物が多くなってしまうのですが、実際にお話を聞くと商品の魅力がますますアップするなと思いました。UNUAさんのオイルや帝人フロンティアさんのバッグなど、手にとって見ることができてよかったです」
「新しい情報を吸収できるので、楽しみにしています。UNUAさんのオイルは、髪の毛からフェムケアまでできると聞いて驚きました。これ1本で全身まかなえるので、無駄なごみも増えなくていいですよね。帝人フロンティアさんのバッグも可愛かったです。アパレルデザインの仕事をしているのですが、最近はリサイクル繊維を使った商品も増えてきました。ただ、やはりバージン素材とは違ってデザインの幅がせばまることもあり、なかなかおしゃれなものは少ない気がします。そう考えるとECOPET®はすごいなって思いました」
「エシカルなライフスタイルを心がけているので、興味のあるブランドがたくさんありました。618scallop powderや、帝人フロンティアさんのECOPET®を使用した商品はふだんから愛用しています。知っているブランドやワードに出会うだけでも楽しくなりますね。逆に知らないことだらけだったのが、明治さんの『ひらけ、カカオ。』の取り組みです。カカオ農家さんへの支援活動など、いろいろ学べてよかったです」
「このイベントに参加するまで知らなかったことがたくさんあって、とても勉強になりました。例えばYORISOU CURRYさんのカレー。誰もが食べられる普通のメニューだと思っていたのですが、人によっては食物アレルギーやグルテンフリーなど食事制限があって食べられないことを知り、驚きました。618scallop powderのホタテパウダーはふだんから使用していて、野菜を洗ったりしています。掃除や洗濯にも使ってみたいです」
「いろんな商品と出会えてよかったです。YORISOU CURRYさんのカレーは、動物性不使用とは思えないほどコクがある。小学1年生の子どもも『おいしい!』というくらい、ちょうどいい辛さでした。CARIUMAさんの靴は履き心地がよさそうなインソールが気になって。残念ながら子ども用はなかったので、旦那さんにならよいかなと思いました。帝人フロンティアさんのニットバッグは購入していて、子どものサッカーの練習に使っています。選べる色が増えるとギフトなどにも使えてよさそうですね」
今回で4回目となるイベント。訪れるたびに顔ぶれが異なる出展ブランドとの出会いに、感心しきりの来場者が多かった。出会いといえば、同じ“エシカル”という想いを抱く仲間と会うことができるのもこのイベントならでは。SNSで見かけていた人や、顔見知りだったインフルエンサー同士が声をかけ合い、新たなつながりができていたのも印象的だった。出展者と参加者が一体となり、つくりあげるELEMINIST MEET。次回はどんなブランドとの出会いがあるのか、乞うご期待。
撮影/ELEMINIST編集部 取材・執筆/村田理江 編集/後藤未央(ELEMINIST編集部)
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