株式会社スマイルズが「パスザバトンマーケット Vol.16」開催。倉庫に眠るB品やデッドストック品などのTシャツをリメイクするお店や、農家の古米を使ったメニューのキッチンカーなどさまざまなコンテンツが用意される。
ELEMINIST Press
最新ニュース配信(毎日更新)
サステナブルに関わる国内外のニュース、ブランド紹介、イベントや製品発売などの最新情報をお届けします。
株式会社スマイルズは、インテリア・ファッション・食といった多様なジャンルの企業・ブランドが参加する蚤の市「パスザバトンマーケット Vol.16」を、2024年7月20日(土)~21日(日)の2日間、コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」で開催する。
当日は、企業の倉庫に眠るB品やデッドストック品、通常店舗で販売をしていない品も含めた、ものづくりの背景や過程、地域文化に光を当てる。
第16回となる今回の目玉企画は、倉庫に眠るTシャツをフィーチャーした「NEW ‘T’ OWN CLUB(ニュータウンクラブ)」と、北陸の米を惣菜の力で動かす企画「米惣動」を展開。
そのほかにもアパレルやシューズ、鞄、アクセサリーに加えて、夏に嬉しいサンダルや帽子、籠バッグなども勢ぞろい。長く大切にしたい逸品と出会う、宝探しのような2日間となる。
今回参加する全54企業のうち、22企業は初参加となる。「HERALBONY」「MUVEIL」「よなよなエール」「BAUM」など、常に挑戦を続けるブランドたちも新たに参画。
これまでの開催でも大変好評だった「FEILER」、「CAMPER」、「プチバトー」、「石田製帽」なども参加する。店舗などの通常の商流では、手に入れることが難しいアイテムたちも多数用意される。
【ファッション雑貨】
HEP/e.m./HERALBONY/ITTI/Cotopaxi/イイダ傘店/Öffen/CAMPER/SIRI SIRI/HOZUBAG/jugaad14/石田製帽
【アパレル】
SHIPS/COOHEM/Yonetomi/COTTON PAN/UNITED ARROWS OUTLET/藍染工房 壺草苑/O‘Neil of Dublin/STAMPS inc./MUVEIL
【キッズ】
プチバトー
【器・雑貨・コスメ】
AOMORI GOKAN temporary store/ヤマチク/conix/SUPER PAPER MARKET/kontex/大日本市by中川政七商店/須浪亨商店/FEILER/木のうつわ 木の道具 そのべ/BAUM/注染手ぬぐい にじゆら/ジュリーク/THE CAMPUS SHOP(コクヨ株式会社)/一乗ひかる/海道建太
【インテリア・花】
アラヘアム
【フード】
真砂喜之助製麺所/リンゴリらっぱ醸造所/亀甲萬本店/フルーツ専門店 東果堂/八百繁/北出タコス/ROOTS FOOD/よなよなエール/LAUNCH UP HARD CIDER/SCREAM/SANKAKU BEER WORKS/SISIRI/川くに/若宮糀屋/青柳総本家/THE CRAFT FARM/TAKEI FARM
日時:2024年7月20日(土)〜21日(日)11:00〜19:00(最終日は18時終了)
※最終入場は終了時間30分前まで/雨天決行
場所:コクヨ東京品川オフィス「THE CAMPUS」(屋内・屋外)
住所:東京都港区港南1-8-35
選べる入場料:通常当日券 300円 オウエン当日券 500円、1000円 ※小学生以下無料
特別前売り券:500円
主催:PASS THE BATON
共催:コクヨ株式会社
運営:株式会社スマイルズ
倉庫で眠っていたTシャツ1000点の販売ほか、シルクスクリーン体験や藍染オーダー、「思いのオークション」を開催
合言葉は「ニューティーオウン!NEW ‘T’ OWN CLUB」。BEAMSやDULTONなど協力企業の倉庫に眠っていたTシャツ、約1000点以上が一挙に集結する。
今回に合わせて、古着のTシャツにPASS THE BATONのオリジナルロゴをプリントした品も販売する。
協力企業:Armor-lux/ABAHOUSE/BEAMS/CLOUDY/DULTON/RYE TENDER/JUN Co.,LTD/URBAN RESEARCH Co.,Ltd.
Tシャツをもっと「OWN」にして長く愛用してもらいたいとリメイク体験も2つ企画されている。(※1)
シルクスクリーン体験
シルクスクリーン体験コーナーでは、講師にNOT GUTTER氏が登場。「NEW ‘T’ OWN CLUB」で購入したTシャツに、5種類の版から1つを選んで、自らその場でプリントしてくれる。
版は、出展クリエイターでもある、conix氏、一乗ひかる氏、海道建太氏によるイベント限定デザインや、PASS THE BATONの過去のロゴ、「NEW ‘T’ OWN CLUB」ロゴから選ぶことができる。
藍染オーダー
東京都青梅市を拠点とする藍染工房「壺草苑」の職人が来場し、エリアで藍染オーダーを受け付ける。
壺草苑は、昔ながらのサステナブルな天然染料にこだわった工房。「NEW ‘T’ OWN CLUB」で購入したたTシャツに、豊富な染め方から好きなものを選んで、職人にTシャツを託すと、後日藍染めされた品を手元に届く。
思いのオークションは、金額ではなく “思い” で落札者が決まるオークション。「PASS THE BATON」とクリエイターたちの思い出のTシャツが、大切に使ってくれる次の人へとバトンのように渡る。
思いの丈を、手紙に綴り、場内の特設ポストに投函。会期後に、出品者に手紙が届けられ、選ばれたひとりへ品物が届く。
出品商品は、公式サイトとInstagramで紹介。なお、この企画の売り上げの一部は、令和6年能登半島地震の被災地支援を目的とした「一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 産地支援のための募金」へ寄付される。
出品者(※敬称略)
亀田誠治(音楽プロデューサー/ベーシスト)、村田実莉(ビジュアルアーティスト/アートディレクター)、藤澤ゆき(YUKI FUJISAWAデザイナー)、アンドロメダ(ドラァグクイーン/編集者)、松田崇弥・松田文登(株式会社ヘラルボニー代表取締役 Co-CEO)、宇野薫(総合格闘家・100Aディレクター)
※1 PASS THE BATON MARKET Vol.16におけるリメイクブースは、お客さまに創作活動を楽しんでもらう目的であり、第三者の権利著作権、商標権、意匠権、肖像権などを侵害するような利用は主催者の意図するところではない。協力企業より提供された品物にのみ、リメイクを楽しむことができる。またブースの利用はひとり、最大2枚(1日当たり)まで。転売等の利用目的での購入申込みであると判断された場合には、販売されない。
収穫から1年が過ぎた「古米」に着目した実験的企画「米惣動(こめそうどう)」。今回は、北陸の農家の古米を使ったメニューのキッチンカー(※2)、試食用ライスの販売(※2)、つりや・佃の佃煮・富山県立氷見高校海洋科学科などによる北陸惣菜の試食コーナーを展開する。
今から約100年前、米の買い占めや売り惜しみによる米価高騰が原因で、富山県の漁村の民衆たちはたまりかねて米屋におしかけ安売りを要求した。
この騒動に端を発し、全国的に広がったのが米騒動だ。農林水産省の発表(※3)によれば、1962年をピークに、米一人当たりの年間消費量は、118kg(1962年)から半分以下の51.5kg(2021年)まで下がっているとされる。
”米があるのに、それを求める人々に届かなかった過去”と、”米があっても、届ける先が減っている現在”は米を取り巻く環境としてはとても対照的だ。
今回は北陸の米農家・つくり手とともに、米とそのお供である惣菜を紹介。時間帯限定となるが、収穫から1年が過ぎた「古米」も用意。秋の訪れとともに注目される新米の陰にある「古米」の良さも、この機会に味わってほしいとしている。(※2)
参加事業者
海の保存食 つりや/雄島水産/金沢こんかこんか/川原農産/山燕庵/三里浜特産農業協同組合/四十萬谷本舗/SKURO/たけもと農場/谷川醸造/佃の佃煮/氷見高校海洋科学科/丸福加工 ほか
協力
いきいき富山館/日本橋とやま館/北陸製菓株式会社
※2 古米の飲食提供は一部時間帯で実施(予定)
※3 農林水産省 令和3年度食料需給表 調べ
今回もパスザバトンマーケットらしいワークショップがさまざま用意されている。「若宮糀屋」による手づくり味噌講座や革小物を扱う「ITTI」によるレザーの廃材に刻印を施してオリジナルキーケースを制作するワークショップ。
そのほか「プチバトー」による花と生地を使用したフォトアルバムノートづくりなど、出展企業による趣向を凝らしたワークショップが目白押しとなり、大人も子どももものづくりの魅力に触れられる貴重な機会となる。
※事前予約制
※ワークショップ申込者特典:申込み当日に限り、11時以降で列に並ぶことなく入場することができる。
寄付ができる3パターンの入場料
PASS THE BATONは全国各地のものづくりに従事するつくり手と一緒に、ものの背景にあるつくり手の想いや文化などを届ける手伝いをしている。
北陸地方にもこれまでにPASS THE BATONがつながってきたつくり手がたくさんいる。そうしたものづくりに従事する人たちに対して、PASS THE BATONなりのやり方で応援を継続していきたいとしている。
今回のパスザバトンマーケットVol.16では、前回に引き続き、通常の入場料(300円)に加えて、寄付ができる500円、1000円の“オウエン当日券”を用意。集まった寄付金は、「一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 産地支援のための募金」へ寄付される予定だ。
①特別前売り券を購入すると、当日専用レーンよりスムーズ入場することができる。
②支払い額500円のうち200円は、令和6年能登半島地震の被災地支援を目的とした「一般財団法人伝統的工芸品産業振興協会 産地支援のための募金」へ寄付される。
当日券について
当日券は、事前登録 推奨・現地決済。「事前登録・ご来場に関する重要なお知らせ」を確認のうえ、事前登録フォーム(Googleフォーム、LINE公式アカウントいずれか)より登録を。各入場料は入場時にキャッシュレスにて支払いとなる。
お問い合わせ先/株式会社スマイルズ
https://www.smiles.co.jp/
ELEMINIST Recommends